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[EU離脱] rss

コックス英議員殺害の余波

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき

 ジョー・コックス英下院議員の殺害は英国ばかりか世界に衝撃を与えた。年齢や議員歴の短さをはるかに超えるインパクトを与えた議員の死は広まる排他主義や差別の醜さ、怒りを掻き立てる言葉遣いを戒める必要性、そして本来あるべき代表制民主主義の姿の素晴らしさを改めて示した。

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EU残留かを問う国民投票が迫る英国で…

 欧州連合(EU)残留か離脱かを問う国民投票が迫る英国で、残留支持派の労働党女性下院議員が銃撃を受けて死亡した。容疑者の男が犯行時、「ブリテン・ファースト(英国が第一)」と極右団体の名前を叫んでいたとの情報もある。

 まさに国論を二分するEU問題。今週に入って離脱派が残留派を上回りその勢いを増しつつあるとの複数の世論調査の結果が発表され、EU離脱への懸念が世界に広まった。

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離脱か残留か、議論白熱?「EU離脱」ビール

 欧州連合(EU)離脱の是非を問う23日の英国民投票を前に、英中部リーズの醸造所が特別に醸造した「OUT(離脱)」「IN(残留)」と名付けられたビール。

 このビールを飲めば、議論も白熱すること間違いない?(AFP=時事)

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英国(Britain)と出口(Exit)を掛け合わせて…

 現地のメディアでは、英国(Britain)と出口(Exit)を掛け合わせて、英国のEU離脱を意味する「ブレグジット(Brexit)」という造語まで生まれて、EUに残留するか離脱かの熱い議論の渦中にある。

 その決着が歴史を刻むことになる国民投票がいよいよこの23日に迫った。日本では、欧州や英国とは遠く、加えて党の指名獲得を確実にした民主党ヒラリー・クリントン氏と共和党ドナルド・トランプ氏が激突し舌戦が本格化する米国大統領選の方に注目し続けてきた。

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英国とEU、離脱派にポピュリズムの影

 欧州連合(EU)に留(とど)まるか離脱するかを問う国民投票を、英国は6月23日に実施する。ブリュッセルで開かれたEU首脳会議でEU改革案が合意されたことを受け、キャメロン英首相が発表した。

 域内第2の経済規模を持つ英国が、もし国民投票で離脱を決めれば、その政治的経済的影響は大きい。ただでさえ中東諸国からの難民の流入などで危機に直面しているEU統合が、一気に崩壊に向かいかねない。

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揺れだした共通の価値観 分裂の危機に瀕するEU

 欧州連合(EU)は創設以来、紆余(うよ)曲折を経ながらも拡大してきた。創設当初6カ国時代から現在28カ国に拡大し、加盟を希望する候補国はブリュッセルのEU本部前で列をなしている。ところが、北アフリカ・中東から100万人を超える難民、移民が昨年、欧州に殺到し、その対応で加盟国間で亀裂が生じてからは、EUは深刻な分裂の危機に直面しているのだ。EUが誇る民主主義、自由と法の平等などの共通の価値観が揺れだしたのだ。(ウィーン・小川 敏)

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新年のキーワードは「非中央集権化」

 新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお付き合いください。

 さて、今年最初のコラムのテーマは「非中央集権化のトレンド」だ。欧州連合(EU)加盟国の“ブリュッセル離れ”、世界最大のキリスト教会、ローマ・カトリック教会のバチカン法王庁主導体制からの“乳離れ”などが見られ出したのだ。

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