■連載一覧
  • 米国の分断 第3部 「自虐主義」の源流
  • 懸案にどう挑む 第4次安倍改造内閣
  • 平壌共同宣言の波紋
  • '18沖縄県知事選ルポ
  • 2018/10/15
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  • 2016 世界はどう動く-識者に聞く
  • 戦後70年 識者は語る
  • 2015 世界はどう動く-識者に聞く
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  • 2015/1/07
  • 2014/1/06
  • 香港・中国返還20年 「一国二制度」の前途
  • 台湾に吹いた蔡英文旋風
  • ルポ・政権交代の攻防 台湾総統選
  • 二極化する香港 識者インタビュー
  • 香港誌「前哨」編集長 劉達文氏に聞く
  • 「雨傘革命」下の香港 揺れる一国二制度の行方
  • 揺れる香港 各派リーダーに聞く
  • 香港の普選運動 親中派民間団体代表の見方
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  • 2014/7/08
  • 中国「一帯一路」最前線 バルカンに吹く風
  • 危機のアジア 識者に聞く
  • 南シナ海 強まる中国支配 安保専門家に聞く
  • ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権
  • 香港「自治」の行方 識者に聞く
  • 中華圏に浸透する同性婚
  • 中台関係の行方
  • 日米同盟と台湾 海洋安全保障の展望
  • 蔡英文時代の台湾 本土派路線のビジョンと課題
  • ASEANの夜明け アジアハイウエー7000キロルポ
  • 緊張 南シナ海
  • 中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略
  • “政熱経熱”の中韓
  • 新QDRと米中軍事バランス
  • 新グレートゲーム・幻想だった中国の平和的台頭
  • 新グレートゲーム・中国南進の海
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  • ムスリム同胞団とアラブ モハメド・F・ファラハト氏に聞く
  • 多難な年明けのトルコ
  • EUと難民 UNHCRウィーン事務所報道官に聞く
  • ロシアのシリア内戦介入 アルアハラム財団事務局長に聞く
  • 2017/9/01
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  • 米朝首脳会談の焦点
  • 「赤旗」役所内勧誘の実態
  • 憲法改正 私はこう考える
  • 衆院選大勝 安倍政権への提言
  • 2017衆院選 国難と選択
  • 新閣僚に聞く
  • 第3次改造内閣 信頼回復へ始動
  • ’17首都決戦
  • 施行から70年 憲法改正を問う
  • どうなる「民共協力」 27回共産党大会の焦点
  • 蓮舫民進 疑問の船出
  • 新閣僚に聞く
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  • 再改造内閣 始動
  • 安倍政権 新たな挑戦
  • 16参院選 注目区を行く
  • 伊勢志摩サミット
  • 憲法改正 ここが焦点
  • 筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談
  • 第3次安倍改造内閣スタート
  • 詳解 集団的自衛権 安保法制案の合憲性
  • 衆院選 自公圧勝 ~課題と展望~
  • ’14衆院選 注目区を行く
  • 第2次安倍改造内閣スタート
  • 日米首脳会談 成果と課題
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  • 歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実
  • 国防最前線・南西諸島はいま 第2部 自衛隊配備へ動く石垣島
  • 国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地
  • 激震・翁長県政 「オール沖縄」の凋落
  • 普天間基地移設 経緯の検証と提言
  • 「援護法」に隠された沖縄戦の真実
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  • 2015/10/01
  • 2013/7/08
  • どうなる米朝首脳会談
  • 検証 南北首脳会談
  • どう見る北の脅威
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  • どう見る北の脅威
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  • どう対処 北の脅威 米有識者に聞く
  • 9年ぶり左派政権 文在寅大統領の韓国
  • 弾劾の波紋 漂流する韓国政治
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  • どこへ行く混迷・韓国 国政介入事件の深層
  • どう見る金正恩体制 日韓専門家対談
  • 迎撃ミサイル配備 韓国の決断
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  • 検証 元料理人 藤本氏の再訪朝
  • 韓国総選挙ショック
  • 日韓国交正常化50年 識者に聞く
  • どうする拉致解決 日朝ストックホルム合意1年
  • 日韓国交正常化50年 「嫌韓」「反日」を越えて
  • 張成沢氏失脚 北で何が起きたか
  • 2018/5/23
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  • 2015/2/05
  • 2013/12/10
  • 待ったなし地球温暖化対策
  • 環境先進国フランスの挑戦
  • 迫る気候変動の脅威 どうする大災害への備え
  • 2016/1/02
  • 2015/10/07
  • 2015/9/21
  • 米国の分断 第2部 反米・容共の風潮
  • 米国の分断 第1部 断罪される偉人たち
  • 「米国第一」を問う トランプを動かす世界観
  • トランプのアメリカ 就任から1年
  • トランプVSリベラル・メディア
  • 「情報戦争」時代と米国
  • 米軍再建への課題-元上級将校の提言
  • トランプ政権始動
  • トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう
  • トランプvsヒラリー 米大統領選まで1カ月
  • オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」
  • トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月
  • オバマ外交と次期米大統領の課題
  • 2016年米大統領選まで1年
  • 再考 オバマの世界観
  • オバマの対宗教戦争・第1部
  • オバマの対宗教戦争・第2部
  • 2018/7/18
  • 2018/5/08
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  • 2013/9/30
  • JAXA宇宙探査計画
  • 2015/12/24
  • [明日へのノート] rss

    道徳の立て直しと教育

     内閣改造後の記者会見で柴山昌彦文科相の教育勅語発言に一部マスコミが噛(か)みついたが「教育勅語は全否定」という論調に共感できない人も多かろう。

     柴山氏は例の発言に先立ち、自身の「戦後教育や憲法の在り方がバランスを欠いていた」というツイートへの質問を受けている。憲法への言及は避けたが、教育については、戦前、義務や規律が過度に強調された反動で個人の自由や権利に重きを置いた教育が行われてきたと指摘し、「少なくとも教育においては権利や義務、規律をバランスよく教えていくことが求められている」と明快に答えた。

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    健康保つ責務

     健康診断の胃のX線で「異常」を認め、内視鏡での精査が必要と出た。自覚症状はまったくないので、意外に思ったが、指示に従い、胃カメラ検査を受けた。消化器内科の医師が「じっくり診ますから、太めのカメラを入れますね」と語るので、ちょっと緊張した。検査後、ポリープはあるが、「問題なし」の説明を受けて一安心。

     撮った映像をモニターに映して「ここは食道とのつなぎ目です」などと、医師の丁寧な説明を聞きながら、初めて見る自分の胃の内部の美しさに感動を覚えた。そして、「長い間、よくぞその役割を果たし、私の生命を支えてくれたものだ。これからは暴飲暴食を慎みねぎらわねば」と、胃が愛(いと)おしく思えた。普段、自分の臓器のことを意識することはないが、映像で見て、健康診断の教育効果の高さを思い知ったのだ。

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    乳幼児に生まれつき備わるモラル

     先日、世界乳幼児精神保健学会日本支部主催の講演会に参加する機会があった。この中で興味深かったのは、乳幼児に生まれつきの素質として三つのモラルが備わっているという話だった。

     講演したアメリカの発達心理学者ロバート・エムディ博士によると、人間は乳幼児から生まれつきと言えるようなモラルの能力を持っていて、それは「互恵性」「共感」「価値付け」だという。これは世界的な宗教の教えにも含まれていて、現代の道徳論にも一致するという。

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    英語保育の効果は

     20年前、学童保育と言えば、ちょっと暗いイメージがあった。ところが、先週の土曜日、最寄り駅前に来春オープンするという最先端の学童保育の募集広告を見て、驚いた。充実した習い事が並び、保育と塾がドッキングしたイメージだ。

     学校が終わるとキッズトレーナーの引率で学童保育に移動。そこにはラーニングセンターがあり、キッズトレーナーが英語でコミュニケーションする「あそびとまなびの英語空間」が提供されている。

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    数学の公式を疑った高校生

     最近、知人から高輝度青色LEDの開発によってノーベル物理学賞を受賞した中村修二カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の高校時代の話を聞いた。

     四国・愛媛の大洲高校出身の知人は中村教授と同学年で、文系と理系の違いはあるが当時のことをよく知っていた。中村氏は典型的な理系の生徒で、好きな数学と物理の点数は良かったものの、暗記物は苦手で、総合得点ではいつもクラスの下位の方だったそうだ。

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    子供を愛せない母親

     2016年度、児童虐待で77人が亡くなったという。虐待のニュースを耳にするたびに、祖母が生前よく口にしていた言葉を思い出す。

     「自分のお腹(なか)を痛めて産んだ子供を殺すとは、犬畜生にも劣る」

     明治生まれで大家族の中で育った祖母らしく、表現はきつい。しかし、子供のためなら、自分の命を犠牲にすることもいとわないのが母親であるとの思いは、今の時代でも多くの日本人が共有するものだろう。

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    中学入試にジェンダーフリー?

     先日、通勤電車に乗っていて驚いた。進学塾の日能研が、私立中学校の入試問題を紹介している広告を見てだ。

     都内の私立中学の「トイレマークの“?”」という社会の問題だった。国連が定める「持続可能な開発目標(SDGs)」の中の「ジェンダー平等を実現しよう」を示して、「ジェンダーとは、社会的・文化的につくり上げられた性別に対するイメージのことで、このアイコンはその決めつけられたイメージから自由になることを求めています」と説明する。

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    学歴より学習歴の時代

     IT技術を教育に応用するさまざまな試みが始まっている。文部科学省が6月に発表した「Society5・0に向けた人材育成」では、スタディー・ログ等を蓄積した学びのポートフォリオの活用を取り上げている。

     どういうことかと言えば、ブロックチェーン技術(=分散型台帳技術)を使って、個人の学習履歴を蓄積し、一元管理する。例えば、学校で一つのカリキュラムを修了すると、それが元帳に蓄積される仕組み。人に教えたり、社会で身に付けたスキルや資格も、自分が学んだ学習成果がネット上のポートフォリオに蓄積されるというわけだ。

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    遠くから思う故郷の夕暮れ

     数日前の朝、自宅の近くで赤とんぼを1匹見つけた。先月の猛暑が2度の台風接近で少し和らぎ、立秋(7日)を過ぎたので暦の上ではもう秋だ。この蒸し暑さももう少し我慢すれば、空気が心地よい本格的な秋がやって来る。

     「夕焼け小焼けの赤とんぼ…」。赤とんぼがわんさか飛び交う中でだんだん日が落ちていく。そんな思い出は故郷の夕暮れと結び付いている。もう一つ、故郷の夕暮れで忘れられないのが『夕焼けとんび』の歌だ。

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    “問題児”の可能性

     米国映画『15時17分、パリ行き』をDVDで見た。監督のクリント・イーストウッドがフランスの高速鉄道内で実際に起きたテロ事件を題材に、犯人を取り押さえた米国人の若者3人を、本人役に起用して話題になった映画だ。

     作品に込められた監督のメッセージについては、鑑賞者それぞれに受け取り方があっていいが、筆者は、冒頭の場面がすべてを物語っていたように思った。主役の3人は中学時代からの友人同士。そのうちのスペンサーとアレクは、同じ小学校で共に問題児。進学を控え、彼らの母親たちがクラスでいじめられていると、学校に相談に行く。

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    幸福感を高める教育

     最近の教育ニュースで筆者が特に印象に残ったのは、「幸福感高める教育が必要」(教育新聞7月23日付)という記事だった。自民党のプロジェクトチームが今月10日、「10年後の教育のあり方」について中間報告をまとめ、林芳正文科相に提出したという。

     文系にも理系にも通じる「文理融合人材」を育成することや、教師力の向上、「世界で活躍する人材」の育成などを、これからの教育課題として提言している。

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    改めて、女子大の存在意義

     お茶の水女子大学が、戸籍上の性別と心の性が異なるトランスジェンダーの学生の受け入れを決めた。この問題では米名門女子大が4年前にトランスジェンダー受け入れを決定している。早晩、日本も同様の判断を求められると思っていたが、想像以上に早いタイミングで事が進んだ。

     2015年、性同一性障害の小学生児童の保護者からの相談がきっかけだが、日本学術会議による提言(『性的マイノリティの権利保障をめざして』)が後押しした。7月10日、記者会見で室伏きみ子学長は、「女子の解釈を拡張し、出願資格を『戸籍または性自認が女子とする』に改める。性自認の具体的な確認方法はこれから検討する」とした。

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    スマホ前に育みたい親子関係

     スマホやネットは使い方によっては非常に便利な、現代では無くてはならない機器となっている。だが、幼少時代からスマホ、ゲーム、テレビ・ビデオにどっぷり漬かった生活をしていると、脳の機能に悪影響を与え、思考感覚、人間関係、死生観がゆがめられるケースが見られる。

     ネット通販で多額の買い物をしたり、有料サイトでいかがわしい映像を見て多額の請求金額が発生したり、ゲーム感覚でリセットすれば、人は生き返る、と殺人事件に発展したり。未成年には責任が取れない、当然、親に責任が回ってくる。

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    謙虚に防災学ぶ時が来た

     湿った南風を受けて活発化した前線のために、九州から岐阜にかけて記録的な大雨が続き、深刻な被害が発生した。まだ全容は把握されていないが、テレビ報道によると、瀬戸内海気候のため大雨に慣れていない広島や岡山で一番大きな被害が出ているそうだ。

     実際に、24時間で602㍉とか3日で1000㍉以上とかいう途方もない大雨が降った高知県の死亡者は、比較的少ないようだ。高知の隣県の、毎年のように台風に襲われる田舎町に住んでいた筆者もその辺りの事情は理解できる。

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    結果かフェアプレーか

     スポーツは、道徳教育に格好の材料を提供してくれる。サッカーW杯1次リーグの日本対ポーランド戦。日本は試合終盤、その試合と、同組の他試合が現状のまま終われば1次リーグ突破できることになった。そこで自陣でボール回しで時間を消費する戦術に出た。これに対して賛否両論が出たが、教育的な視点からはどんな結論になるのか。

     まずは、攻めない決断を行った西野朗監督支持派の言い分。1次リーグ突破の目標実現に、ルール内で最も確率の高い戦術を選択するのは当然。最後まで攻め続けるのは理想だが、それで目標達成できなかったら最悪。だから「負けて突破」は正解。

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    “病気”と認められたゲーム依存

     先週、世界保健機関(WHO)が、ゲーム依存(ゲーム障害)を病気に認定すると発表した。麻薬やギャンブルへの依存と同じで、病気の世界的な統一基準となる「ICD」改訂版に盛り込まれる。

     ゲーム依存、ネット依存の治療を行っている久里浜医療センター院長の樋口進氏の講演を4月に聞く機会があったが、樋口院長はこれらの依存を国際的に病気として認定するよう、毎年WHOに赴いて各国の専門家たちと働き掛けを続けてきたという。

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    教科書のバリアフリー化

     梅雨に入る6月ごろから、全国の教科書センターや学校、公立図書館などで、来年度から使用される検定教科書の一般展示が行われる。先日、仕事の帰りに教科書センターに立ち寄った。

     来年度から道徳の授業で使用される中学校の道徳教科書では、取り上げる偉人、装丁のビジュアルさの違いはあるものの、いじめ問題や情報モラルなど概(おおむ)ね似た内容で構成されている印象を受けた。

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    人生の宝積むスポーツに

     日大アメフット部の悪質タックル問題で、監督やコーチの指示に従った選手の潔い記者会見を見ながら、実に残念な思いがした。大学のスポーツがプロでなく、あくまでも教育の一環として行われるのならば、選手に潜在する能力を極限まで引き出してあげる監督やコーチであってほしいからだ。

     筆者は高校時代に一時期、剣道部に籍を置いたが、そこでは毎年、正月の練習初めに、近くの古い神社の100段を超える階段をうさぎ跳びで3回上ることが恒例になっていた。何とかやり切った時は、もう脚はぐらぐらで、学校の練習場まで歩いていくのもやっと。それでも、そこから通常の練習が始まる。大きな声を出して力を振り絞って動いていると不思議な感覚になった。脚が軽くて思うように動けるし、飛び込んで面を打つと面白いように決まる。心と体が一つになった境地、今流でいえば、「ゾーン」に入ったのだろう。

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    内なる“優生思想”

     子供の頃、近所にYさんという知能の発達が遅れた女性が、彼女の家族と共に暮らしていた。筆者が小学校の頃、彼女はたぶん30歳前後だったと思う。

     友人たちと遊んでいると、Yさんが「仲間に入れてちょうだいよ」とやって来たので、一緒にかくれんぼや鬼ごっこなどをした。知能は遅れていても、他人に危害を加えるようなことはまったくない女性で、逆にこちらがその容姿をはやし立てたり、意地悪をしたりして面白がった。

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    子供の養育環境改善

     先日、机まわりの資料を整理していると、昔の雑誌が出てきた。買ったことも忘れていたが、9年前の『週刊ダイヤモンド』(2009年7月25日号)だ。

     この号の特集は「子ども危機―この国で産み育てるリスク」。子供をめぐる五つの危機として、「ネット、携帯の危険」「学習意欲の低下」「保育園不足など貧弱な子育て環境」「産科・小児科医療」「子どもの貧困」を取り上げている。まだスマートフォンが普及する前だが、小学生のケータイ依存や児童ポルノなどにも触れ、「子育てをめぐる環境は、世界2位の経済大国とは思えないほど脆弱だ」と警鐘を鳴らしていた。

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    「こうのとりのゆりかご」11年

     棄(す)てられる命を救いたいと、熊本の慈恵病院が始めた「こうのとりのゆりかご」(通称赤ちゃんポスト)は、5月10日でちょうど11年。当初「年に1人あるかないか」という予想に反し、10年で130事例を超えた。

     「安易な子棄てを助長する」「子供が出自を知る権利が奪われる」といった批判がある中、匿名だからこそ救える命があると、匿名で受け入れてきた。

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    今も思い出す伝説の授業

     先日、故郷の弟から電話があって今年の夏に中学時代の同窓会があることを知らせてくれた。皆が還暦を迎える昨年はまだ勤めている人も少なくないだろうから、1年遅らせて開くというのだ。

     久しぶりに同窓生の面々のことを懐かしく思い出したが、どういうわけか、同時に、当時のある先生の授業のことが頭に浮かんだ。自分は受けてもいない授業なのに、だ。

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    新入生にとっては“魔の5月”

     入学式を4月に終えた小学校、中学校、高校、大学の新入生や、社会人1年生たちも、そろそろ、新しい環境に慣れてきた頃だろう。

     遊びの延長だった保育園・幼稚園から、勉強中心の小学校。親や幼稚園バスで送迎されていたものが、自分の足で通学を始め、通学路での事故にも気を付ける必要が出てくる。先日も、通勤途中で、友達とふざけ合って、道路に飛び出してきた小学生がいて、ヒヤッとした。学校での教育か、家庭での躾か、道を譲ると、丁寧にお辞儀して「ありがとう」と心温まる声を掛けてくる子供もいる。

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