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[宗教] rss

ハンガリー政府「キリスト者を救え」

 北アフリカ、中東から難民、移民が欧州に殺到する一方、少数宗派のキリスト信者が迫害され、その数はイスラム教徒のそれを大きく上回っている。世界で1億人以上のキリスト信者が独裁政権や他宗派の信者たちから迫害され、弾圧されているという報告が公表されている。

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ロシア正教会内でポケモン探しは厳禁

 ロシアで21歳のビデオ・ブロガーが2カ月間の未決拘留に処された。モスクワの5日のメディア情報によれば、ロシア人ルスラン・ソコロブスキーさんはロシア正教内で「Pokemon GO」に興じ、ポケモン探しをして、その様子をビデオに撮ってネットに流したことから、国民煽情罪、宗教感情への冒涜罪に当たるとして複数年の有罪に処される可能性が出てきたという。

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神父の独身は“愛の戦場”の兵役逃れ

 ドイツは欧州連合(EU)の盟主を自他と共に認める欧州の大国だ。ドイツ人のベネディクト16世がローマ法王だった時ほどではないが、ドイツ国民には熱心なカトリック信者が少なくない。もう少し現実的にいえば、ローマ法王への献金額ではドイツ教会は欧州一だ。その一方、信者数は年々、減少し、聖職者の数も少なくなる傾向にあり、昨年、ドイツ教会では新たに神父になったのは58人だけだった。

 新たに神父となった聖職者の数が教会の規模からみていかに少ないかは、神父のいない教区も少なくないことで明らかだ。にもかかわらずに、独ケルン大司教区のライナー・マリア・ヴェルキ枢機卿は、「聖職者不足ゆえに、聖職者の独身制を廃止すべきだとは考えたくない」と断言する(バチカン放送独語電子版8月31日)。もちろん、聖職者不足は教会の独身制だけが理由ではないが、将来、家庭を築きたいと願う若き神学生が神父の道を断念するケースがあることも現実だ。

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前法王が語った「生前退位」の事情

 世界に12億人以上の信者を有するローマ・カトリック教会の最高指導者ローマ法王の地位を生前退位したベネディクト16世(在位2005年4月~2013年2月)がこのほどイタリア日刊紙「ラ・レプッブリカ」(La Repubblicap)とのインタビューに応じ、生前退位を表明した背景について詳細に説明する一方、退位後の日々について語っている。

 そこでバチカン放送独語電子版が報じたイタリア日刊紙とのインタビュー記事(8月24日付)を参考に、ベネディクト16世の生前退位の背景、その後の日々について報告する。

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量子物理学者と「神」の存在について

  量子テレポーテーションの実現で世界的に著名なウィーン大学の量子物理学教授、アントン・ツァイリンガー氏(Anton Zeilinger)は、「量子物理学が神と直面する時点に到着することはあり得ない。神は実証するという意味で自然科学的に発見されることはない。もし自然科学的な方法で神が発見されたとすれば、宗教と信仰の終わりを意味する」という。同教授がウィーンの教会新聞日曜日版とのインタビューの中で答えたもので、バチカン放送独語電子版が18日報じた。

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聖職者が殉教する時は怖い

 米ニューヨーク市クイーンズのオゾンパーク地区のイスラム寺院付近で13日午後、55歳のイスラム教聖職者(Maulama Akonjee) とその助手Thara Uddin (64)が殺害されるという事件が起きた。NY市警によると、犯人の男は逃走した。犯行動機は不明。2人の聖職者がイスラム寺院から出た直後、1人の男が背後からピストルで発砲した。

 地元のメディア報道によると、殺害された2人は聖職者と分かる宗教法衣を着ていた。近くの公園周辺には多くのイスラム信者たちが住んで居る。多くはバングラデシュ出身者だという。

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世界は本当に戦争下にあるのか

 フランシスコ法王は27日、ローマからポーランドの古都クラクフで開催中の第31回「世界青年集会」(WJT)に参加するため、ポーランド入りした。バチカン放送によると、WJTには189カ国、35万人以上の青年たちが参加している。

 フランス北部のサンテティエンヌ・デュルブレのローマ・カトリック教会で26日午前、2人のイスラム過激派テロリストが神父の首を切って殺害するというテロ事件が発生したばかりだ。それだけに、27日から始まったローマ法王フランシスコの5日間のポーランド訪問の安全問題が懸念されている。

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フランス教会神父殺害テロ事件の衝撃

 フランス北部のサンテティエンヌ・デュルブレのローマ・カトリック教会で2人のイスラム過激派テロリストが神父(86)を含む5人を人質とするテロ事件が発生したが、2人は特殊部隊によって射殺された。フランス警察当局によれば、神父は首を切られ殺害されたほか、1人が重傷、他の3人は無事だったという。

 事件の報告受けたオランド大統領はカズヌーブ内相を連れて現地に飛び、「恥ずべきテロ事件だ」と激しく批判し、フランスは目下、イスラム過激テロ組織「イスラム国」(IS)と戦争状況にあると強調した。ヴァルス首相は「野蛮な行為だ」と、教会内の蛮行を激しく批判している。

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ヒスパニックとキリスト教徒、宗教系大学を狙った加州法案に反対

 カリフォルニア州議会で、宗教系大学での信教の自由を制限する危険性のある法案が通過しようとしている。これを受けて、各方面から反対の声が上がり始めている。

 ヒスパニック系の複数の団体が19日、州上院の法案SB1146を非難する共同書簡を公表した。性的区別や結婚に関する伝統的な教義に固執する宗教系大学に対して法的措置を講じることを可能にする法案だ。

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アウシュヴィッツ以後の「神」

 ローマ法王フランシスコは今月27日からポーランドを訪問する。目的はクラクフで開催される第31回世界青年集会に参加することだが、ユダヤ人強制収容所があったアウシュヴィッツを訪ね、そこで75年前犠牲となったマキシミリアノ・コルベ神父の前で祈祷を捧げる予定だ。なお、故ヨハネ・パウロ2世、前法王ベネディクト16世も任期中に同地を訪問している。

 フランシスコ法王のポーランド訪問に先駆け、バチカン放送独語電子版は13日、「アウシュヴィッツ以降の神学」という見出しの興味深い記事を掲載している。600万人以上のユダヤ人がナチス・ドイツ軍の蛮行の犠牲となった後、「なぜ神は多数のユダヤ人が殺害されるのを黙認されたか」「神はどこにいたのか」といったテーマが1960年から80年代にかけ神学界で話題となった。すなわち、アウシュヴィッツ前と後では神について大きな変化が生じたわけだ。神学界ではそれを「アウシュヴィッツ以降の神学」と呼んでいる。

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イスラム過激派テロ組織の本性

 修道女マザー・テレサは「愛の反対は憎悪ではなく無関心です」と述べたが、イスラム過激派テロ組織は「愛」の集団ではないが、「無関心」でもないのだ。彼らは異教徒を探し出して、それを見出すと、アラーの名で抹殺していく。イスラム教の経典コーランの一節を暗唱させ、コーランを知らない人間を見つけると殺害したダッカ・テロ事件のテロリストはそれに該当する。問題は、彼らは異教徒のわれわれに対し異常と思われるほどの関心を注いでいるという事実だ。

 イスラム過激派テロ組織を「愛の集団」と誤解する人はいないだろう。だから、ここでは彼らがなぜ無関心でないのかについて考えてみたい。他者、隣人への無関心が席巻している欧米社会で他者に関心を注ぐ存在が出現し、現代、世界に挑戦してきているのだ。

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イエス復活最初の目撃者 「マグダラのマリア」バチカンが再評価

 ローマ・カトリック教会総本山、バチカン法王庁は10日、マグダラのマリアの役割を評価し、彼女を典礼上、“使徒”(Apostle)と同列にすることを決めた。バチカンはマグダラのマリアの聖名日(7月22日)を記念日としてきたが、それを教会の祝祭(Fest)に格上げするという。ここにきてマグダラのマリアの人気が急上昇中なのだ。(ウィーン・小川 敏)

 バチカン法王庁典礼秘跡省のロベール・サラ長官は3日、マグダラのマリアを典礼上、使徒と同列にすると記述した文書に署名している。バチカンによると、フランシスコ・ローマ法王は同決定を個人的に後押ししたという。法王は同日、マグダラのマリアはイエスの復活を伝えた最初の使徒として教会カレンダーの中で使徒ランクに加えることを決めた。ちなみに、神学者トマス・アクィナス(1225~74年)は、「マグダラのマリアは使徒中の使徒だった」と評価しているという。

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増える無神論の若者

地球だより

 先日、あるエジプト人女性が緊急のメールを送ってよこした。あるイスラム指導者に脅されたという。嫌悪感を覚え、悔しさのあまり両親に泣きつき、過激主義者の一面を見たとして怒り心頭に発しているのだ。

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世界中で宗教の自由に「長期的な攻撃」-報告

 米政府は2日、宗教の自由への攻撃が、この1年で世界中で大幅に高まったとする報告を公表した。報告は、「イスラム国」(IS)がキリスト教徒など宗教的少数派を攻撃し、欧州でユダヤ人やイスラム教徒への偏見が強まり、中国政府が本格的な教会攻撃を行っていると指摘した。

 オバマ大統領が、イランやミャンマーなど主要な宗教迫害国の様子をうかがい、北朝鮮や中国などを非難する一方で、米国際宗教自由委員会(USCIRF)は年次報告を公表し、これらの国々や他の国々でも、追い詰められた宗教団体が「激しい攻撃を長期にわたって受けている」と指摘した。

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「イエス・キリストの墓」の修復が始まる

 エルサレム旧市街にあるキリスト教聖地、聖墳墓教会の「イエス・キリストの墓」の修復が5月中旬から始まる。墓とされる岩窟の上に建てられた聖堂が老朽化したためで、修復は「約200年ぶり」(ギリシャ正教のエルサレム総主教、セオフィロス3世)。8~10カ月かかる見込みだが、その間も見学や礼拝はできるという。

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中国共産党政権、宗教弾圧強める

 中国共産党政権はここにきてキリスト教徒や他の宗教者への弾圧を強めている。

 習近平国家主席は、「宗教者は共産党政権の指令に忠実であるべきだ」と警告を発する一方、「共産党員は不屈のマルクス主義無神論者でなければならない。外部からの影響を退けなければならない。過激主義者をその思想拡大の段階で阻止しなければならない。インターネット上の宗教活動を厳しく監視しなければならない」と強調した。これは、中国国営放送が先週末、宗教に関する会合後、報じた内容だ。

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確執や勢力図を強調し焦点ぼやけるダイヤモンド誌「日本の神社」特集

 世界を揺るがす国際的な事件や経済事象に宗教が大きく絡んでいるとはよく指摘されることである。現在の中東で起こっているIS(「イスラム国」)問題しかりで、イスラム教の教義や歴史、さらに、それらを前提にした生活習慣等を理解しなければ、事件の持つ本質を見失ってしまうだろう。

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仏教を利用する中国共産党

桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ

 1848年の共産党宣言以来、宗教はアヘンであるという前提の思想が世界中に広がり、宗教が政治の場から排除される傾向が続いた。日本でもインテリ層を中心にそのような思想が浸透し、特に左派系の人々は宗教がまるで戦争などの原因を作ったというような極論まで言うようになった。しかし実際は100年経っても宗教は政治に大きく関与している。

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多くの日本人に欠けている宗教への理解

~なぜ、今、宗教について語るのか~

 「あなたの宗教は何ですか?」この問いに対して、あなたは何と答えるでしょうか。多くの日本人が、特に気にもせず「無宗教です」と答えてしまうのかもしれません。ところが、その一方で、多くの人が、正月に初詣をし、七五三の宮参りをし、バレンタインデー、ハロウィン、クリスマスを祝い、お盆に墓参りをし、祭りに神輿を担いだりしていたりするわけです。

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強い信仰が薬物使用を抑制

 ワインが重要な役割を果たすキリスト教だが、薬物使用の抑制には非常に効果的であることが研究から明らかになった。

 DrugAbuse.comが「薬物と信仰:信徒と非信徒の間の薬物乱用比較」で行った分析によると、信仰と麻薬使用の拒否との間に相関関係があるという。

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教会は神父の性犯罪を隠してきた

 欧州のカトリック教国フランスで聖職者の少児愛(ペドフィリア)問題が再び表面化し、教会内外で大きな衝撃を投げかけている。フランス南東部のリヨン教区のフィリッピ・バルバラン枢機卿が神父の児童性的虐待を知りながら、それを隠蔽した疑いが出てきたのだ。

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元法王と女性学者の“秘めた交流”

 “空を飛ぶ法王”と呼ばれ、在位中、世界を駆け巡った故ヨハネ・パウロ2世(在位1978年10月~2005年4月)は生前、母国のポーランド出身で米国居住の哲学者である既婚女性と懇意な関係であった。それを裏付ける法王と女性の間で交わされた343通の書簡と多数の写真が見つかったというニュースが飛び込んできた。

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東西教会トップ、キューバで歴史的会談

 ローマ・カトリック教会(信者数約12億人)の頂点に立つフランシスコ・ローマ法王(79)と、ロシア正教会(信者数約1億6000万人)最高位のキリル総主教(69)が12日、キューバの首都ハバナの国際空港で約2時間会談した。

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