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神道文化とこれからの日本 培われた共存・共生の思想

生田神社名誉宮司 加藤 隆久氏に聞く

 今年米寿を迎えた生田神社名誉宮司の加藤隆久師は、記念に『神道文化論考集成』<乾・坤>(エピック)を上梓(じょうし)した。内容は、生田神社の御祭神・稚日女尊(わかひるめのみこと)の考察から、神戸の名称の由来となった生田神社の創建、幕末から明治の日本の宗教政策の中核を担った津和野教学、阪神淡路大震災での社殿崩壊からの復興、世界宗教者平和会議での活躍など。これまでの歩みをを伺った。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

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アブドル・バハ没後100年のバハイ教

バハイ教徒 平野祐一・キャシー夫妻に聞く

 19世紀のイラン(当時のペルシャ)でバハオラによって創設されたバハイ教は、独自の聖典と暦を持つ世界宗教の一つで、イスラム教からは異端として長年、迫害されている。

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道教信仰と結びつく社会ー台湾から

 台湾の社会と信仰の結び付きは深い。台北の街を歩くと、そこかしこに道教の神様を祀(まつ)る「廟(びょう)」があって線香の煙が絶えず、道行く人たちもちょっと足を止めては手を合わせていく。大きな廟ともなれば、平日でも参拝する人で混雑し、若者の姿も少なくない。

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誰がローマ教皇の死を願っていたか

 南米出身でイタリア系の血が流れているローマ教皇フランシスコはドイツ人で学者タイプの前教皇ベネディクト16世とは全く違ったキャラクターの持ち主で、冗談が好きだ。だからメディア関係者にとっても話題は尽きないが、時には冗談が現実味を帯びてくる場合がある。今回の冗談もその一つだろう。

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“So Gott will”の宗教的背景について

 今回のコラムは純粋に宗教的テーマだ。当方は最近、Netflixでウルトラ・オーソドックスユダヤ教徒の家族の話「シティセル」と救い主を描いた「メシア」を観た。その2本のTV番組の中で頻繁に登場する“So Gott will”(=独語、英語ではGod willing)という表現に非常に心を惹かれた。日本語に訳すとすれば、「神が願うように、神のみ心に委ねて…」という内容になる。明日、明後日はどうなるか、私たちは知らない。次の週、数カ月後、何があるかを、私たちは確かに分からない。私たちは一生懸命働き、多くのことを成し遂げるが、人生の多くの本質的な側面には影響を与えることはできない。何が生じるかといった事に対して、神の手に委ねる。それが“So Gott will”といった表現となるわけだ。

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手術後初のローマ教皇インタビュー

 ローマ教皇フランシスコは7月4日、ローマのアゴスチノ・ゲメリ・クリニックでセルジオ・アルフィエリ医師の執刀による結腸の憩室狭窄の手術を受けた。予定より長く10日間、病院に入院後、バチカンに戻った。同教皇は先日、スペイン語のネットワーク「COPE」のスパイン人ジャーナリスト、カルロス・エレーラ氏と手術後初の1時間半に及ぶ長時間のインタビューに応じた。

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宮司が語る「白瀬南極探検隊と生田神社」

生田神社名誉宮司 加藤 隆久氏に聞く

 1912年、南極大陸に上陸した白瀬南極探検隊の壮挙は有名だが、幾多の苦難に直面した隊員たちの心を宗教が支えていたことはほとんど語られない。

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如何にして「ユダヤ人」となりしか

 イスラエルが制作したTV番組「Shtisel」(2013~2021年、3シーズン、33話)は首都エルサレムのゲウラに住む通称ウルトラ・オーソドックス・ユダヤ人(ユダヤ教超正統派)と呼ばれるユダヤ教徒たちの日々を描き、国内外で高評価を受けている。

 このコラム欄でも紹介したが、ユダヤ人のアイデンティティを考えるうえで参考となるシーンがあった。

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コロナ禍に問う 日本人の死生観

浄土真宗本願寺派称讃寺住職 瑞田 信弘師に聞く

 団塊世代が後期高齢期に差し掛かり、日本は多死社会になりつつある。さらにコロナ禍で死への関心が高まり、「メメント・モリ」(死を想え)が人々の頭をよぎる。そこで、浄土真宗本願寺派の僧籍を持つ宗教学者・山折哲雄氏の近著『生老病死』(KADOKAWA)を題材に、同派住職の瑞田信弘師に日本人の死生観について伺った。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

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「超正統派ユダヤ教」の世界

 初めて観た時、「このTVシリーズはいつ制作されたのか」と考えた。19世ごろという返事が戻ってきたならば納得できたが、同シーズンを当方に推薦してくれた知人は「現代だ。私たちの生きている時代」という。

 イスラエルが制作したTV番組「Shtisel」(2013~2021年、3シーズン、33話)は首都エルサレムのゲウラ(Geula)に住む通称ウルトラ・オーソドックス・ユダヤ人(ユダヤ教超正統派)と呼ばれるユダヤ教徒たちの日々を描き、国内外で高評価を受けているのだ。

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神父がフェイクニュースを流す時

 中国武漢発の新型コロナウイルスは今日、デルタ変異株となって世界に猛威を振っている。欧州でも新規感染者の80%以上がデルタ変異株といわれる。夏季休暇明けになれば、感染者が急増して感染第4波が到来するのではないかと懸念されている。そこで欧州各国はワクチン接種を積極的に進めているが、夏季休暇中ということもあって接種率がここにきて停滞気味だ。オーストリアでもワクチン接種バスを各地に派遣し、予約なしで接種できるような体制を敷く一方、国民にワクチン接種を受けるように改めて呼びかけている。

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教皇が「五輪観戦」を楽しめない理由

 第32回東京夏季五輪大会が開幕して以来、根がスポーツ好きということもあって時間がある限りオーストリア国営放送の五輪番組を観ている。オーストリアが7月末現在で金1、銀1、銅3個と久しぶりに好成績を挙げたこともあって、メディア関係者を含む国民は生き生きしてきた。

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ローマ教皇「東京五輪の勝利を祈る」

 東京夏季五輪大会は23日開幕する。来月8日までの大会期間中、世界各地で自国代表選手の活躍を追う人々の声が響き渡る。

 ところで、世界に約13億人の信者を誇るローマ・カトリック教会の最高指導者、ローマ教皇フランシスコも大のスポーツ好きで、東京五輪にも強い関心を寄せている1人だ。教皇のスポーツ好きを反映してか、バチカンニュースも東京五輪については頻繁に報じている。

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瞑想からマインドフルネスへ

聴行庵住職 東 和空師に聞く

 ブッダが悟りを開いたとされる瞑想は、禅宗はじめ仏教各宗派に大切な行として受け継がれている。

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「隠蔽」と「アポカリプス」が映す時代

 ジャーナリストとして恥ずかしいことだが、「隠蔽」という漢字が書けなかった。ローマカトリック教会の聖職者の未成年者への性的虐待問題が浮上し、教会指導部が過去の不祥事を隠していたという出来事がメディアに報じられてきてから、日本語に「隠蔽」という少々固い表現の漢字の書き方を学んだ。それ以降、カトリック教会の性犯罪問題を報じる際には「隠蔽」という漢字を多用してきた。

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ドイツ枢機卿辞任劇の「事件の核心」

 ドイツのローマ・カトリック教会ミュンヘン・フライジング大司教区のラインハルト・マルクス枢機卿は先月21日、フランシスコ教皇宛てに大司教辞任申し出の書簡を送った。それに対し、フランシスコ教皇は今月10日、同枢機卿の辞任申し出を拒否し、「聖職の継続」を要請したことでドイツ教会を震撼させた「マルクス枢機卿辞任申し出」劇は幕を閉じた。だが、同枢機卿の辞任申し出の意図について、さまざま憶測が流れている。

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中国上海の「アジアの聖母」への祈り

 23日は「聖霊降臨祭」(ペンテコステ、独Pfingsten)だった。そして24日は「聖霊降臨祭マンデー」(pfingstmontag)で祝日だ。キリスト教の最大の祝日の一つ、「復活祭」(イースター)は今年は4月4日だった。その翌日4月5日は「イースター・マンデー」と呼ばれ、オーストリアなど欧州のカトリック教国では祝日で休みだ。同じように、「聖霊降臨祭マンデー」もオーストリアやドイツでは休みだ。日本では24日は月曜日で新しい一週間の始まりだが、オーストリアは休日で静かな朝を迎えている。当方は、近くの教会の鐘を聞きながら、このコラムを書き出している。

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北の宗教弾圧、許されない残忍な仕打ち

 米国務省は国際社会における信教の自由に関する年次報告書を発刊し、北朝鮮について「米国政府は多国間フォーラムや外交関係のある国々との二国間協議で深刻な憂慮を提起してきた」と指摘した。3代世襲の独裁体制下で人権無視の宗教弾圧が繰り返され、それが一向に改善されない。ゆゆしき事態だ。

「身体的に虐待した」

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中国の宗教弾圧、共産党による統制を許すな

 米国務省は世界各国の信教の自由に関する年次報告書を発表し、中国政府が新疆ウイグル自治区などでイスラム教徒らの弾圧を続けていると非難した。

 中国では共産党による宗教統制が進んでいる。信教の自由を認めず、宗教を弾圧することは断じて容認できない。

 米国が年次報告書発表

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「教皇暗殺未遂事件」から40年

 ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世(在位1978年10月~2005年4月)がバチカンのサン・ピエトロ広場でトルコ人、メフメト・アリ・アジャに銃撃された事件から今月13日で40年が過ぎた。同2世は当時、回復し、教皇職を2005年まで務め、同年4月に亡くなった。そして14年4月、第2バチカン公会議の提唱者、ヨハネ23世(1958~63年)と共に列聖された。

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初めにジェンダーがあったのか?

 米保守派論客ベン・シャピ―ロ氏(Ben Shapiro)のYou Tube番組「ベン・シャピ―ロ・ショー」(Ben Shapiro Show)は時のテーマを鋭く指摘する番組として保守派系のネット世界では人気がある。彼はユダヤ系米人で、米民主党やリベラルな活動家の言動を俎上に挙げて連日、辛辣な批判を展開するので当方も時たま観ている。

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キリスト像の「高さ」を競う時代

 クリスチャン・トゥデイ(Christian Today)を久しぶりに読んで気が付いたことがある。世界各地でキリスト像が建立されているという記事が多いのだ。世界は新型コロナウイルスの感染拡大(パンデミー)でその対応に追われている中、コロナ感染の予防とはならないと思うが、キリスト像の建設が一種のブームなのだ。キリスト教のリバイバルか、それとも一部の篤志家たちの一過性の熱意に過ぎないのだろうか。

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揺れる「カトリック教国」の看板

 欧州社会はキリスト教文化圏に属するが、カトリック教国を自認してきた国で聖職者の未成年者への性的虐待問題が浮上し、国民、信者たちの教会離れが進むなど、「カトリック教国」の看板が大きく揺れ出している。

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