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[宗教] rss

「イエスにはドッペルゲンガーがいた」

 キリスト教は世界に300以上のグループが存在し、各グループは独自の教えをもっている。伝統的キリスト教神学では、イエスは「神の子」であり、人類を救済するために地上に降臨し、人間の罪を背負って十字架上で亡くなったが、3日後、復活して福音を伝え始めた、といわれている。

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84歳の教皇は生前退位を考える

 ローマ・カトリック教会最高指導者フランシスコ教皇は昨年12月17日に84歳になった。76歳の時にペテロの後継者、ローマ教皇に選出されてから約8年が経過した。生前退位を表明したベネディクト16世の後継者は当初、「私も死ぬまで教皇の座にいる考えはない」と語り、体力が弱り、職務の遂行に支障が生じたら、ベネディクト16世と同様、潔く退位する可能性があることを示唆した。

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21世紀の「善悪を知る木」の話

 新年そうそう固いテーマが続いたので、今回は政治的テーマを避けて別の観点から新しい年を考えてみた。テーマは21世紀の「善悪を知る木」の使命だ。といっても、果物屋さんのリンゴやなしの木の話ではない。旧約聖書「創世記」に登場する「善悪を知る木」についてだ。

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「理想家庭」築く為の3つの言葉

 事の良し悪しは別として、日本人の男性は勤めから家に帰ると、「飯」、「風呂」、「寝る」の3つの言葉しか口に出さないと揶揄われた時期があったと聞くが、家庭生活では「お願い、ありがとう、ごめん」の3つの言葉こそ平和な家庭生活を築く上でのキーワードとなるという。これは今月84歳となったばかりのカトリック教会最高指導者フランシスコ教皇が27日に語ったものだ。同教皇は同時に、来年3月から1年間余りを「家庭の年」とすることを明らかにした。「家庭」がカムバックしてきたのだ。

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「罪の告解」スマホではダメーオーストリアから

 新型コロナウイルスの感染拡大以来、ソーシャルディスタンスが強調され、人と面と向かって話す機会は少なくなった。会議もオンラインが増えた。銀行はオンラインバンキングを顧客に勧めている。

 ところが、対面ではないとだめという分野もある。

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コロナ時代の「集中治療室の神」

 独カトリック教会のラインハルド・マルクス枢機卿は25日、ミュンヘンのクリスマス記念礼拝で、「神はコロナ時代、集中治療室(ICU)におられ、看護ハウスやホームレスの孤独な人々、レスボス島の難民キャンプの子供たちの傍におられる」と述べた。多分、その通りだろう。それにしても、なぜ神は幸福な人々の傍には訊ねてこられないのだろうか。

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四国遍路と人生を考える

前総本山善通寺管長 樫原 禅澄氏に聞く

 空海の生誕地とされる総本山善通寺の前管長・樫原禅澄さんは、四国八十八カ所霊場の第86番札所志度寺の隣にある自性院常楽寺の住職。管長時代には四国遍路世界遺産登録推進協議会の会長を務めていた樫原さんに四国遍路と人生、救いについて伺った。(聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

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イエス降臨目的は「女性神」探しだった

 イエスの誕生を祝うクリスマスが近づいてきたので、このコラム欄の慣例として「イエスの降臨」について、クリスマスツリーに集まってプレゼントを交換する前にもう一度考えてみたい。

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揺らぐヨハネ・パウロ2世の伝説

 ポーランド出身のローマ教皇ヨハネ・パウロ2世(在位1978年10月~2005年4月)の伝説が揺れ始めている。直接の契機は、米ワシントン大司教だったマカーリック枢機卿(すうききょう)の性犯罪を隠蔽(いんぺい)していたのではないかという疑惑だ。「バチカンは同2世の列聖をなぜ急いだか」という疑問とも関連し、バチカンは同2世をめぐる「不都合な事実」で防戦を強いられてきた。 (ウィーン・小川 敏)

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『浄土真宗の智慧』を出版して

浄土真宗本願寺派称讃寺住職 瑞田信弘氏に聞く

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スマートフォンで「罪の告解」はダメ

 新型コロナウイルスの感染防止のために銀行もオンライン・バンキングを顧客に勧めている。オンライン・バンキングになれば、買物の支払いから家賃など全ての支払いや口座の決算もオンラインで済ませるから「銀行まで行く手間が省けて助かる」という声を聞いた。銀行まで行くために、市電やバスに乗っていかなければならない高齢者にとっては感染する危険が少なくない。その意味で、オンライン・バンキングは高齢者には朗報だ。

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「聖ニコラウスの日」を救え!

 本来ならば、そう、本来ならば11月に入れば、欧州各地でクリスマス市場が開かれ、訪れる人で賑わうシーズンだ。しかし、今年は全てがうまくいかないのだ。欧州最大規模のウィーン市庁舎前広場のクリスマス市場も来月6日まで続く第2次ロックダウン(都市封鎖)の外出制限が解けるまで本格的な営業は出来ない状況だ。クリスマス・ツリーは立ったが、そのツリーも「運搬中に枝が落ちたのではないか」といわれ、例年のような生き生きしたツリーではない、という市民の声が聞かれる。ついていない時はツリーまでもそうなのだ。

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トランプ氏を鼓舞する元駐米教皇大使

 元米ワシントン教皇大使だったカルロ・マリア・ビガーノ大司教の名前をご存じだろうか。バチカンは10日、性的虐待の罪により還俗させられたテオドール・マカーリック枢機卿(米ワシントン大司教)が行った性犯罪のドキュメントや証言などをまとめた調査報告ファイル(460頁)を公表し、バチカンニュースはそれに関連した記事で埋めている。ビガーノ大司教はそのマカーリック枢機卿の性犯罪をバチカンに報告すると共に、枢機卿の性犯罪を隠蔽してきたフランシスコ教皇の辞任を要求した高位聖職者として世界のカトリック教会を震撼させた人物だ。その大司教が米カトリック信者とトランプ大統領へ公開書簡を公開し、大統領選で守勢にあるトランプ氏を鼓舞していることが明らかになった。

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イスラムの本当の姿を

東京ジャーミイ広報・出版担当 下山茂氏に聞く

 東京都渋谷区にあるイスラム教寺院(モスク)「東京ジャーミイ」。日本人のムスリム(イスラム教徒)である下山茂さんは広報を担当しており、イスラム教への正しい理解を求めて活動している。信仰に出合い、現在の仕事へ至った経緯と、下山さんの考える現代社会で宗教が果たすべき役割について話を聞いた。 (聞き手=石井孝秀)

イスラム教の信仰を受け入れるきっかけは。

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「祈る」のはローマ教皇だけではない

 欧州では2日、「死者の日」(Allerseelen9だ。一部のカトリック教会では祝日だが、当方がお世話になっているオーストリアでは休みではない。ドイツでは2日から部分的ロックダウン(都市封鎖)が施行された。4週間の予定だが、相手が新型コロナウイルス(covid-19)だけに100%確実な予測は元々不可能だ。隣国オーストリアでは3日から部分的ロックダウンが始まる。急増する新規感染者を抑えるために外出制限(午後8時から午前6時までは条件付)が実施される一方、通常の営業活動はオープンできるが、ホテル業、レストラン、喫茶店は閉鎖される一方、幼稚園、学校は続行され、上級クラスと大学ではオンライン授業となる。それ以外はこれまでの感染規制措置の継続だ。

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「鎮座百年祭」厳かに 東京・明治神宮

 明治天皇と昭憲皇太后を祀(まつ)る明治神宮(東京都渋谷区)は1日、創建から100年を迎え、「鎮座百年祭」を行った。新型コロナウイルス感染症対策で、祭典の招待客は10年前の九十年祭の半分以下に抑えられた。

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400日「独房」にいた枢機卿

 「凱旋訪問」というべきか、それとも単なる「私的謁見」というべきだろうか。バチカンニュースは後者を選んでいた。オーストラリアのローマ・カトリック教会の重鎮だったジョージ・ぺル枢機卿(79)はフランシスコ教皇が新設した財務長官(2014~19年)に抜擢され、文字通り、バチカンのナンバー3の立場に登り詰めたが、メルボルン大司教時代の未成年者への性的虐待問題が浮かび上がり、苦境に陥った。母国オーストラリアに戻り、裁判に専心。一時は6年の有罪判決を受け、400日間を刑務所、厳密にいえば、独房生活を送ってきたが、今年4月、オーストラリア最高裁判所は「証拠不十分」として無罪を宣言した。そしてバチカンに戻り、フランシスコ教皇と今月12日、晴れて会見したというわけだ。

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森鷗外の遺言と神道の死生観

生田神社名誉宮司 加藤隆久氏に聞く

 世界で死者が100万人を超えたコロナ禍の中、思い出したのが「余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス」という森鷗外の遺言。宗教の核心は死生観で、日本人の生き方を宗教的に表現してきた神道は死をどう説いてきたのか。

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古仏の表情に見る究極の美

ポーランド人禅僧 如玄ノバクさん、エバ・ハディドンさん夫妻に聞く

 仙台市に住むポーランド人の禅僧・如玄ノバクさんと妻のエバ・ハディドンさん。共に坐禅修行を積みながら、それぞれ禅画と密画を描き続けている。共にポーランド芸術家協会会員。質素な日本家屋に住む二人を訪ね、仏教美術に対する思いなどを聞いてみた。 (聞き手=市原幸彦)

禅画を描こうと思ったきっかけは。

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東京のイスラム教モスク 信仰と感染防止の両立に腐心

 新型コロナウイルスの感染拡大は、宗教界にも大きな影響を与えた。東京都渋谷区のイスラム教モスク「東京ジャーミイ」でも、数百人が集まる金曜合同礼拝(集団礼拝)を自粛し、6月から再開した。これに対し近隣住民の誤解による批判や嫌がらせが起きているが、信徒たちは日々の信仰生活と感染防止対策の両立に取り組んでいる。 (石井孝秀)

 「これまで以上に清潔さを保つことに注意を払うようにしましょう」

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バハイ教の信仰に生きる

貿易商社社長 マスウド・ソバハニさん夫妻に聞く

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空海から弘法大師へ

前総本山善通寺管長 樫原禅澄氏に聞く

 今年は、空海が延喜21年(921)に醍醐天皇から「弘法大師」の諡号(しごう)を賜ってから1100年の記念すべき年。大師号を賜った高僧は27人いるが、単に「大師」と言えば弘法大師を意味し、四国では親しみを込め「お大師さん」と呼ぶ。全国に広まった大師信仰について前総本山善通寺管長の樫原禅澄さんに伺った。 (聞き手=フリージャーナリスト・多田則明)

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コロナ禍と「ペンテコステ」

 新約聖書を読む限り、イエスの時代には多くの奇跡があった。目が見えない人が目が見えるようになったり、死んだと思われた人が息を吹き返した。イエス自身、十字架上で死んで3日後、復活し、キリスト教をスタートさせた。21世紀の現代、なぜ2000年前のように奇跡が起きないのだろうか。

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