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[地球だより] rss

“軟禁生活”でストレス

 新型コロナウイルスの拡散防止を狙ったルソン島封鎖。開始から2週間が経(た)とうとしているが、軟禁状態の引き籠(こ)もり生活はなかなか辛(つら)いものがある。基本的に外出は食料などの生活必需品の買い出しだけが認められ、各家庭に発行された1人だけ有効の「検疫パス」所持が義務付けられている。なので家族と一緒に買い物に行ったりは当然できない。

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授業はオンラインで

 全世界で新型コロナウイルスが猛威を振るっている中、2月下旬に初めて国内で感染者が見つかったイスラエルでも、ご多分に漏れず入国制限、商業施設の閉鎖、集会の禁止、公共交通機関の利用自粛など感染拡大防止のための対策措置が取られている。

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家では湯船に漬からず

 こちらに長く居て謎が解けないことの一つに風呂文化がある。韓国人は風呂好きなのに昔から自宅に浴槽があることは少なく、近年は高層マンションなどでは浴槽があるにはあってもお湯を張って漬かる習慣があまりない。どんなに寒い冬場でもシャワーで済ませる人が多い。代わりに床暖房が普及しているため家の中が暖かく、湯船が恋しいという思いに駆られないのだと知人は言っていた。

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淡水魚のなれ寿司

 寿司(すし)の原型とされるなれ寿司。実はタイにも、このなれ寿司が存在する。

 タイの東北にあるチェンライなどでは、なれ寿司は庶民の味だ。

 このなれ寿司は、川魚で作る。子供たちが近くの小川で捕ってきた、フナなどの小魚を塩漬けにし、これにご飯を加えて乳酸発酵させるのだ。

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もはや「他人事」ではなくなった

 新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化する中、学校や公共施設の一時閉鎖、イベントの中止や延期が相次ぐなど、米国での生活も一変した。

 横浜港に到着したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号が連日ニュースで取り上げられていた先月上旬ごろ、日本の状況について米国人から尋ねられたが、皆どこか他人事(ひとごと)のようだった。しかし、感染が拡大し、非常事態宣言もなされた今では、状況は様変わりした。

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「バルコニーコンサート」広がる

 イタリアは、新型コロナウイルスの発生源、中国武漢市を除くと最大の感染国となってしまった。記者の親戚がイタリア北部ロンバルディア州のベルガモに住んでおり、連絡を取ってみると、自宅で仕事をしているという。

 今心配していることは、90歳に近い祖母の体調が優れないことだ。医者に連絡しても、いつ往診に来てくれるか分からないというのだ。新型肺炎の大感染でイタリアの医療は崩壊しているという。

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雪のないヘルシンキ

 フィンランドに住み始めて20年が経(た)とうとしているが、冬に雪が積もっていない地面を見ることは初めてだ。今冬は暖冬だったので、たとえ雪が降っても積もることはなく、当然雪の代わりに雨の日が多くなった。

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敬語は「おしゃれ」

 最近、日本語を学んでいるある女性が口にした「敬語はおしゃれ」という言葉にとてもハッとさせられた。日本が大好きで、日本語の勉強にも意欲的に取り組んでいるのだが、日本語の中でも特に敬語に関心が向くというのだ。

 相手を尊敬し、こんなに丁寧で美しく、思いを込めた表現は英語やイタリア語などの他の言語には見られない。とても独特で、心のこもった表現だと気付いたのだという。

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奢ったり奢られたり

 新型コロナウイルスの影響で最近は飲食店も客足がパッタリ途絶えてしまったが、もともと韓国人は大の会食好きだ。時代が変わったとはいえ、日本ほど割り勘(韓国でも「ワリカン」と呼んで同じ意味で使われる)文化が発達しているとは言えず、筆者も会食の前に必ずといっていいほど「きょうは奢(おご)り役か奢られ役か」を気にすることになる。

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犯人記者会見に同情の声

 このほどマニラ首都圏のショッピングモールで、元警備員の男が人質をとって籠城する事件があった。容疑者の元警備員は労働環境や汚職の実態を訴えるために犯行に及んだことから、同情の声も集まっている。

 事件があったのはサンファン市にあるグリーンヒルズというショッピングモールで、外国人観光客が訪れることも多い商業施設だ。

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長距離バス旅行に新しい風

 ブラジルは米国発の「ウーバー」など配車アプリが非常に盛んな国だ。記者も家族全員でウーバーを愛用し、日常の足代わりにしている。

 ウーバーの良い点は、配車時にこれから乗る車種や運転手の評価などがすべて分かることだ。評価の低い運転手は配車時に代えることもできるため、サービスの質はタクシーよりも高いと感じている。何より明朗会計で「ぼったくり」に遭わないことも安心して利用できる理由の一つだ。

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武漢からの貨物列車が運休

 フランスの街角でマスクをしている人を見掛けることはほとんどなかったが、新型コロナウイルスに感染したパリ近郊の学校教員の男性が死亡してから、マスク姿のフランス人を見掛けるようになった。テレビでは手洗いを奨励しているが、実はフランス人の7割はトイレで手を洗わないといわれている。日頃手を洗う習慣のないフランス人は手を洗うようになるのか疑問だ。仏北西部ドゥルジュと新型ウイルスの世界的感染をもたらした中国・武漢との間で週1回貨物列車が通っている。

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新型肺炎で入管汚職に終止符?

 フィリピンでは、肺炎をもたらす新型コロナウイルスの感染防止対策で中国からの入国を禁止したため、街の中で中国人を見かける頻度もめっきり減った印象だ。

 しかし今頃になって、中国人が急増していた背景に入国管理局の腐敗があった疑惑が浮上し、大きな問題となっている。

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余韻に浸れない映画館

 日本語を勉強していたイスラエル人の知人が日本旅行から帰って来たので、日本で何か驚いたことはなかったか尋ねてみた。彼は「日本の映画館だ」という。映画の最後にエンドロールが流れ始めても、観客は誰も立って外に出ようとしないことや、エンドロールが終わるまで照明がつかないことがイスラエルと違っていたという。

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チャジャン麺人気衰えず

 昼時、近年流行(はや)りの中華料理「マーラータン」(辛口春雨スープ)の専門店はガラガラだったのに、わずか10メートル隣の一般中華料理店は客で超満員だった。マーラータンの店は厨房に本場中国から来ている人を使っている確率が高いが、チャジャン麺などを出す一般店は韓国飲食店も同然だから安全だろうと皆思ったのかもしれない―。

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サッカーに見る雁行形態

 日本人の手先が器用とすると、タイやミャンマーなど東南アジアでは、総じて足さばきが優れている。

 バンコクの公園を散歩すると、ネットを張って竹製のボールを蹴りあうタックロー(蹴球)の練習試合をあちこちで目にするし、ムエタイ(キックボクシング)熱も高い。だから、タイで野球は国民的スポーツにならないが、サッカーは別だ。小学生あたりから熱が入っていて選手の底辺は広いし、観客の層も厚い。

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無謀な運転に要注意

 米国では、強引な割り込みなど危険な運転をするドライバーが多く、常に気が抜けない。

 最近、妻が運転中に目の前で接触事故を目撃した。道路工事のため車線が一つ減る時に、強引に車線変更して割り込んだ車が隣の車に衝突した。

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音楽の都にもアジア・フォビア?

 音楽の都ウィーンには連日、中国人旅行者が溢(あふ)れていたが、中国湖北省武漢で新型コロナウイルスが発生して以来、目に見えて少なくなってきた。

 ウィーンには数万人の中国人が住んでいる。中華レストラン従業員、アジアレストラン経営者やビジネスマン、留学生なども多数いる。

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都市で増殖するウサギ

 ここ数年、暖冬で雪が少ないため、ヘルシンキ周辺の首都圏ではウサギのベビーブームが起こっている。特に夜、車で走ると至る所でかわいい子ウサギと出会う。

 このウサギたちは、1980年代、90年代にペットとして住宅で飼われていたウサギたちで、オーナーが放した、あるいは逃げ出したウサギたちの子孫だ。

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握手にも善しあし

 韓国は握手社会だ。初対面でも握手、友人や知人と会った時はもちろん握手、仕事上なら異性とも握手する。筆者がこちらで握手した相手で今も思い出に残る2人の政治家がいる。

 一人は親指の付け根部分が驚くほど盛り上がっていた李明博元大統領。財界人時代から通算してどれほど多くの人と握手を交わせばこんな手になるのだろうかと思ったものだ。

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象とはいえ増ならず

 象はタイのシンボルとして人々に愛されている。バンコクの骨董(こっとう)屋をのぞくと、象画だけでなく木彫りの象や焼き物の象も目立つ。これらのいずれもが、芸術の域にまで達した完成度が高いものも少なくない。絵にしても彫刻にしても、国によって得意とする動物の対象が異なる。インドだと猿、中央アジア諸国なら馬だ。

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日本製かゆみ止めが評判

 ブラジル生活で悩まされることの一つが虫刺されだ。特に年末年始の雨期は蚊が増えるだけでなく、デング熱などの伝染病が流行(はや)ることもあり、蚊への対策は必須と言ってよい。

 かくいう記者もデング熱に感染したことがある。激しい背骨の痛みや高熱が続き、病院で症状緩和のための治療を受けながら蚊の対策の重要性を嫌というほど実感した。デング熱は治療薬もなく、重症化すれば命を落としかねない。

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新型肺炎でアジア人差別

 中国・武漢から始まった新型コロナウイルスは、フランスでも感染者が確認され、今まで絶対見掛けなかったマスク姿のフランス人も見られるようになった。中国人を警戒する動きが高まり、あからさまな嫌悪を示す現象も起きている。

 フランスには、20世紀初頭までにフランスに住み着いたと思われる華僑が60万から70万人いるとされる。欧州最大規模だ。

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