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[地球だより] rss

ユダヤ教徒の苦労ーイスラエルから

 イスラエルでは3月27日の日没から4月3日の日没まで、ユダヤ教徒たちが「過ぎ越し祭」(ペサハ)を祝った。

 昨年のペサハは、イスラエルで初めてロックダウン(都市封鎖)があり、親族や友人が集まることができなかったが、今年は皆が集まって祝うことができたので、ユダヤ教徒の友人たちは喜んでいた。

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「ご飯食べた?」が挨拶言葉ー韓国から

 先日の選挙で10年ぶりにソウル市長に返り咲いた呉世勲氏といえば、多くの市民が前回任期時の小中学校給食無償化を思い浮かべる。当時、議会で可決された無償化を呉氏は「福祉ポピュリズムだ」として反対し、賛否を問う住民投票が投票率未達で成立せず、市長職を追われた。今回、就任するや早速周囲から「幼稚園の給食も無償化に」と促されている。どうやら呉氏にとって給食無償化は政治家として避けて通れない鬼門のようだ。

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コロナ禍のサマーコテージ人気ーフィンランドから

 不動産業界のこのほどの発表によれば、サマーコテージの人気が昨年から上昇しているという。サマーコテージの価格は長期にわたって下落していたが、コロナ禍で在宅勤務が増えたことや、自然に囲まれた安全な場所で仕事をして過ごしたい人が増えたためだ。

 昨年の平均価格は約6%上昇し9万ユーロ(約1171万円)となった。また、将来サマーコテージを建てるための用地の購入も増加したという。

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土曜日は「フェイジョアーダ」がオススメーブラジルから

 ブラジルの「国民食」と言われる一品が「フェイジョアーダ」だ。黒豆と牛肉、豚の内臓・足などの部位やソーセージを一緒に煮込んだ料理で、現地のレストランでは土曜日のランチに提供されることが多い。

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蔓延するワクチン不信ーフランスから

 新型コロナウイルスのワクチンを接種するべきかどうかがフランスで熱い議論になっている。

 英アストラゼネカ製ワクチン接種後に10人以上が死亡したものの、因果関係が確認されていない。実際にワクチン接種の希望者は減っているという。

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接種でも「割り込み」横行ーフィリピンから

 ようやく新型コロナウイルス用のワクチン接種が開始されたフィリピンだが、優先順位を無視して接種を受ける人々が相次ぎ、波紋を呼んでいる。

 政府のガイドラインでは最前線の医療従事者から接種を開始する手筈(てはず)だったが、地方の首長たちが真っ先に接種を受けるケースが多発。政府から説明を求められた首長の1人は、ワクチンの安全性を示し接種を促すために受けたと弁明した。

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ルクソールの王家の谷ーエジプトから

 エジプトを旅して格段に印象が強い場所が、同国王朝時代の首都ルクソールのナイル川西岸にある「王家の谷」だ。草木一本もない巨大な岩山の数々を眼前にしたショックは、忘れることのできない光景として脳裏に刻み込まれている。

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銀行マンは庶民の味方ー韓国から

 マイホーム購入はこちらでも多くの人にとって人生の目標の一つだ。だが、新婚世帯や庶民にとってはまだ「高嶺の花」。特に首都圏では近年の不動産価格高騰でハードルは高くなるばかりだ。そこでいきなり買うより、まずは賃貸住宅で暮らす世帯が多い。

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名前は「鮭魚」で寿司食いねぇー台湾から

 日本では恥をかくことを「名を汚す」と表現する。「家名」などというやや古めかしい言葉もある。「名前」というものを尊重し、大切にしていることの表れだろう。

 先日、台湾では改名をめぐる社会問題が起きた。発端は、台湾に進出している日本の回転寿司チェーン店のキャンペーンである。いくつかの割引条件の中に「名前に鮭魚(サーモン)の文字が入っている人は同行者も含めて無料」というのがあった。

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食用昆虫国際市場デビューーベトナムから

 東京・渋谷のパルコに昆虫食レストランが出店して、話題になったことがある。ベトナムの首都ハノイ市ダイラー通りには、もっと古い人気の昆虫食レストランが存在する。

 メニューは、日本人にもなじみのあるイナゴから、ムカデやサソリ、ヤモリといった強精剤まがいのものまで多種多様だ。

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外出制限緩和も我慢の春ー米国から

 最近、米首都ワシントン周辺でも寒さは消え、徐々に春らしい気候になってきた。それにつれ、人々が外出する機会も増えている。

 携帯電話の動きを追跡しているメリーランド大学の研究者によると、昨年、新型コロナウイルスの感染拡大により外出制限が発令される前よりも外出が増えているという。

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バチカン コロナ禍、高齢者直撃 オーストリアから

 新型コロナウイルスは世界でその猛威を振るっている。バチカンのローマ教皇庁も例外ではない。高位聖職者の中でもコロナ感染で犠牲になったケースが報じられている。高齢者集団バチカンではコロナの感染危険はどの国より高い。84歳のフランシスコ教皇はイラク訪問前にコロナワクチンの接種を受けたばかりだ。

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女性たちの抗議行動ーネパールから

 ネパールでは女性への暴行事件がデモに発展している。下校途中だった生徒バギラティ・バッタさんが行方不明になった翌日、自宅がある西部バイタディ郡の村に近い渓谷で遺体で発見された事件を発端としたものだ。

 事件があったのは2月4日だが、同12日に首都カトマンズで葬列を模した数百人規模の抗議デモが行われた。女性の社会的地位が低い歴史の中で近年、性的暴行事件の増加が注目を集めたことが背景にある。

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野球でアラブ諸国と交流ーイスラエルから

 あまり知られていないが、イスラエルにもイスラエル野球協会(IAB)が存在する。

 1986年にIABが設立されて以来、地道に実績を積み重ねたナショナルチームは、アフリカ・欧州2020オリンピック予選で優勝し、東京オリンピックへの出場権を手にしていた。延期されたオリンピックに備え、選手たちはオンラインで連絡を取り合いながら自主トレーニングに励んでいるそうだ。

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心に沁みた慰労の言葉ー韓国から

 東日本大震災から10年となった日に合わせ、ソウルでは日韓両国の関係者による記念行事が行われた。

 相星孝一駐韓日本大使は、当時いの一番に海外から救助に駆け付けてくれた韓国国際救助隊の隊長に感謝状を授与し、津波の被害から復旧した宮城県の日本酒が参加者に振る舞われた。会場の横断幕に「感謝と復興」と記されていた通り、韓国に対する感謝の念を噛(か)み締める場となったようだ。

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古代の知恵を伝える「カレバラの日」ーフィンランドから

 2月28日は「カレバラの日」、いわゆる文化の日だった。カレバラはフィンランド、特にカレリア地方で口頭伝承されてきた6万もの詩、民謡、伝説、神話を、冒険家であり医師でもあるエリアス・リョンロートが編集した民族叙事詩だ。

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郷愁を呼び覚ますオアシスーブラジルから

 先日、日本の食料品を売っている個人商店で買い物をした。支払いを済ませて帰ろうとしたところ、商店主に呼び止められた。買い物袋をレジに置いたまま帰るところだったのだ。

 商店主は「お客さん、やっぱり日本人だよね」と笑いながら品物を渡してきた。会話は全てポルトガル語なのだが、実直そうな日系商店主の人柄などもあり、日本の下町か田舎の商店で買い物をしているような気持ちになった。

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盛り上がるバカンス計画ーフランスから

 フランスは英国の変異株などの新型コロナウイルスの感染拡大が鎮静化せず、1日2万人の新規感染者が出ている状況だ。しかし、すでに夏のバカンスに向け、計画を練る人々が増えている。

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足並みそろわぬ旅行規制ーフィリピンから

 コロナ禍で海外観光客が見込めないフィリピンでは、国内旅行を活性化させて経済を回そうという試みが行われている。その一環として政府は、州をまたぐ旅行に必須だったPCR検査や許可証を全国的に撤廃すると発表した。

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砂漠の自然を満喫ーエジプトから

 エジプトはナイル川流域を除けば砂漠で、その広大さは表現のしようがない。カイロから比較的近いオアシス、バハレイヤ・オアシスを旅すると都市部で全く体験できない砂漠の自然の奥深さを満喫できる。

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いずこも家では女性優位ー韓国から

 女性蔑視発言をしたとして東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任に追い込まれたドタバタ劇はこちらでもニュースになったが、儒教精神などの影響で長く女性蔑視の歴史があった韓国でも近年は政府をはじめ「男女平等」の旗を掲げる人たちが目立つようになった。いやむしろ女性パワーが男性を圧倒する場面に出くわすこともある。女性大統領の誕生はその典型例だろう。

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「赤と黄」の通過儀礼ータイから

 タイ人の誇りの一つは、近隣国が西洋諸国の植民地となった時代にも独立を維持してきた歴史にある。それが可能になったのは、インドシナを植民地にしたフランスとインドを植民地にした英国に対し、中立の中間線が必要と説いたタイの交渉術の巧みさだけではなかった。

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長い停電への不安ー米国から

 先週、電力会社から注意を促すメールが届いた。翌日降ることが予想されていた雪によって、停電が起きる可能性があるという。

 送電線に雪が積もったり、木が電線に倒れたりすることで「停電が数日間続く可能性もあり、それに備えるようお勧めする」とあった。

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