ワシントン・タイムズ・ジャパン
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[地球だより] rss

日本の「女性天皇」論議に関心 ースペインから

 「日出づる帝国・日本は、21世紀の時勢にもかかわらず、女性が皇位に就けない最も保守的な君主国である」――スペインの有力紙「エル・ムンド」の記事である。  この記事を目にした友人から、どうして女性が天皇になれないのかという電話をもらった。筆者は、女性の天皇ではなく、女系の天皇を認めない事情を説明し、歴史上、8人の女性天皇が即位していることを話すと、どうやら納得してくれた。

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収穫の秋 ーイスラエルから

 先日、行きつけの八百屋に行ったら、搾りたてのオリーブオイルがあるぞと誘惑されて1・5リットル買って帰った。早速それにパンを浸して食べてみると、フレッシュで濃厚な味が口の中に広がり、モリモリ食べてしまった。  アラブ人の友人からは、新鮮なオリーブ漬けが届いた。つやつやプリプリしたオリーブは毎日食卓を彩ってくれている。

 キブツに住むユダヤ人の友人は、マカダミアナッツを収穫している様子を写真に撮り送ってきた。父親が植えたという庭の樹齢20年ほどの木から、3人がかりで長い棒を使いながら収穫していた。取れたての実は美しい緑色で、中から茶色の顔がのぞいていた。バターと一緒にフライパンで煎って食べるという。

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クーポンで家計を切り詰める ーフランスから

パリ市内のスーパーで買い物をしていたらレジで大声で叫んでいる中年男性に遭遇した。何を怒っているのかと思えば持参した割引クーポンがその店で使えないことに怒りが爆発したようだった。結局、スーパーの警備員が来て退散させられてしまった。

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ネウボラの国でも少子化 フィンランドから

フィンランドの人口は現時点で約550万人だが、統計局は9月末、人口は2034年に減少し始めると発表した。昔の統計局の予測では少なくとも2060年までは増加し続けると見込まれたが、今回の発表で少子高齢化社会の加速がクローズアップされた。

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もう始まった年末セール ー米国から

例年は11月下旬のブラックフライデーで幕を開ける米国の年末商戦だが、今年は1カ月以上前倒しですでに始まっている。

 昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、店舗での混雑を避けるため、ブラックフライデーに集中させていたセールを11月内に分散させた。しかし、今年は、世界的なサプライチェーンの問題による在庫不足の可能性があるため、小売業者はこの「ホリデーセール」の時期をさらに早めて開始している。

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日本びいきの脱北者 ー韓国から

15年来の友人とソウルで久しぶりに会った。もともと彼は日本生まれで中学2年まで関西で育った在日朝鮮人だったが、「帰国事業」で組織の幹部だった親戚に連れられ北朝鮮に渡った。そこで大学を出て就職した後、結婚して子供ももうけた。だが、ほとんどの帰国者がそうであったように生活は困窮を極めた。あるきっかけで脱北し、中国から強制送還されながらも命からがら韓国にたどり着いた。  

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コロナ禍でも「中秋の焼き肉」 ー台湾から

「中秋節は家族で焼肉」というのが台湾の風習だ。スーパーに焼肉用品が並び始めると中秋節が近いことを思い出させる。一風変わったこの風習だが、1980年代後半、ある企業が「中秋節は家族で焼肉を」と銘打ち、焼肉のタレを大々的に宣伝したのが起源だ。この広告の大成功で社会に定着し、中秋節当日は道端の至る所で焼肉をする光景が見られるようになった。

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反ワクチン新政党が州議会選で躍進 -オーストリアから

オーストリアでは、新型コロナウイルスワクチンに反対する新しい政党が誕生し、州議会選で議席を獲得するという異変が起きている。  先月26日に実施されたオーバーエステライヒ州議会選では、与党の中道右派「国民党」が37・6%の得票率で第1党を堅持。極右「自由党」は前回の得票率と比べ10・5%減となったが、辛うじて第2党の地位を守った。サプライズは、7カ月前に創設されたばかりの新党「人間・自由・基本権」(MFG)が得票率6・2%を獲得して議席を獲得したことだ。同党はMFGと名乗っているが、実際はワクチン接種反対を看板に掲げる政党だ。

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進むワクチン接種者限定の店内利用  ーフィリピンから 

世界的な新型コロナウイルス感染拡大の中で、フィリピンではワクチン接種が進むにつれて、レストランなど店内での飲食などをワクチン接種完了者に限定する動きが加速している。

このほど政府はマニラ首都圏などで、飲食店での店内飲食や理髪店の利用をワクチン接種を2回終えた者のみに限定する方針を明らかにした。

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ただでは転ばないたくましさ  ーブラジルから

先日、久しぶりに自宅近くのショッピングセンターを訪れて驚いた。入場口での検温やアルコール消毒を促し、入場人数を制限する係員や警備員がいなくなっていたのだ。

 入場口には、セルフチェック用の検温器とアルコールが設置してあり、マスク着用を求めるサインがある以外は、新型コロナウイルスの流行が始まる前とほぼ同じだ。

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K防疫はQRコードで ー韓国から

 約1年半ぶりに韓国に来た日本の知人と飲食店に入った時のこと。店員から「QRコードのチェック、お願いします」と言われ、知人は最初、何のことか分からずきょとんとしていた。自分のスマホにダウンロードしてある、個人情報が入力された専用のQRコードを店側が設置した認識アプリにかざすことで、その後、コロナに感染したり濃厚接触者であることが判明したときに備え、保健当局が感染ルートなどを追跡するためのものだ。

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トムヤンクンは総菜ータイから

 伝統的なタイの料理法は、煮る焼くといたってシンプルだった。タイの食文化はわが国同様、基本的に米を主食とし焼き魚を副食としてタンパク質を摂取、さらにハーブなどの生野菜を生食した。

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テクノロジーに感謝ーイスラエルから

 イスラエルでは、9月6日の日没から8日にかけてユダヤ暦新年の祝日だった。これに始まり、7日後のヨム・キプール(贖罪〈しょくざい〉の日)、さらに4日後から1週間にわたる仮庵祭と、祝日が続く。昨年はコロナ禍でこの期間を都市封鎖の中で過ごした。

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パリ郊外で自動運転バス試験運用ーフランスから

 電気自動車(EV)がなかなか普及しないフランスで、パリ郊外のバス専用レーンを用いて、自動運転バスの試験運用が開始された。これまでフランスは自治体が運営する公共サービス車両のEV化を進め、公園の清掃作業用の車をEV化したりしてきたが、自動運転は初めて。

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共通した感染予防策ーネパールから

 猛威を振るっていた新型コロナウイルスだが、ネパールの15日の感染者数は1760人で、1220人が回復、7人死亡だった。5月のピーク時は感染者数が1日1万人に迫る勢いであったので減少傾向にある。

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アンケート調査の手紙に「前払い金」ー米国から

 自宅の郵便受けには、自動車保険の加入依頼など広告類がよく届く。これらの多くは、さっと目を通して、そのままゴミ箱に捨てることになる。先日届いた封筒も、一見こうした郵便物の一つと思われたが、封筒の透明な部分から、紙幣らしきものが見えた。  開けて見ると、ピンとした新札の1㌦紙幣2枚が入っていた。「もしや偽物では?」とも考え、手元にあった1㌦札と見比べて確認してみたが、本物で間違いなさそうだ。

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英語圏都市を目指す市長ーフィンランドから

 首都ヘルシンキの新しい市長に就任したバルティアイネン市長が、なんと英語を公用語にしたいと発言し、このアイデアに賛同してほしいと述べた。

 市長としては、ヘルシンキの公共部門での既存の公用語であるフィンランド語とスウェーデン語の使用を緩和し、英語圏都市として指定することにより、多くの外国人専門家を引き付けることができると言う。

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コロナ禍でも海外へーイスラエルから

 イスラエルでは、9月6日の日没から8日にかけてユダヤ暦新年の祝日だった。これに始まり、7日後のヨム・キプール(贖罪〈しょくざい〉の日)、さらに4日後から1週間にわたる仮庵祭と、祝日が続く。昨年はコロナ禍でこの期間を都市封鎖の中で過ごした。イスラエルは、ワクチンキャンペーンの成果で、6月半ばにいったん全ての制限が解除されたが、10日後には再び屋内でのマスク着用が義務付けられた。海外旅行帰りの人々から新型コロナ変異株が蔓延(まんえん)し始めたからだ。

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コロナ禍でホームスクーリングが急増ーオーストリアから

 

親が子供を学校に通わせず、自宅で勉強させる傾向が強まってきた。オーストリア文部省によると、新学期が始まる前に3600人の子供が学校登録を抹消し、その数は最大6000人になると見込まれている(学校登録を抹消した生徒の4分の1は非公認の私立学校に通っているが、立場はホームスクーリングと見なされる)。

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コロナ禍で偽の証明書が横行ーフィリピンから

 フィリピンでは以前から偽の免許証や卒業証書などが横行していたが、コロナ禍になり検疫関連の偽の証明書が出回り当局を悩ませている。

 このほどセブ市で、偽のワクチン接種カードを販売していた男が逮捕された。男は印刷所に務めており450ペソ(約1000円)で偽造を請け負っていた。

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3カ月ぶりの2回目ワクチンーブラジルから

 先日、2回目の新型コロナウイルスワクチン接種を受けた。1回目の接種を受けたのは5月末だったので、実に3カ月ぶりの接種となる。  接種間隔が空いたのは、別にワクチンを拒否していたわけではない。ブラジル保健省や地方自治体の接種プログラムによるものだ。

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「多文化家庭」時代に備えは?ー韓国から

 韓国でもここ20年余り国際結婚が増えた。出産時の男児選好の影響で男性が女性より多い時期が続き、特に嫁の来手(きて)が見つからない農村の男性たちに、主にアジア系女性が嫁いでくるケースが目立った。だが、近年は自然に出会って愛を育むカップルも多い。国際結婚世帯をこちらでは「多文化家庭」と呼び、社会全体で温かく受け入れようとしている。

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動き出す李登輝総統記念図書館ー台湾から

 李登輝基金会は、台湾の民主化を進めた李登輝元総統逝去から1年となる7月30日の前日に台北市内で記者会見を開き、「李登輝総統記念図書館」の設立が具体的に動き出したことを報告した。

 設置場所となったのは、国立台湾大学が保有する旧法学院キャンパスだ。その前身は日本統治時代の台北高等商業学校で、現存する1922年に建設された建物は台北市の古蹟に指定されている。

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