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[地球だより] rss

マスク着用は髭を剃ってーオーストリアから

 オーストリアでは25日から新型コロナウイルス規制の追加措置としてスーパーや地下鉄などの交通機関を利用する場合、高品質のFFP2マスクの着用が義務化された。

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真摯なコンビニ店員ーネパールから

 日本に帰国した際、ある街の駅前のコンビニに行った時のことである。買い物客の列に並んでいるとレジから非常にハキハキとした声が聞こえてきた。それは、ネパール人の青年店員であったのだが、買い物客に丁寧な対応に努めており、好印象を持った。

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炎上した恋愛型AIー韓国から

 いつでも気軽に会話でき、ちょっとした恋人同士の気分に浸れたらさぞ楽しいだろう―。韓国で昨年末に市販された人工知能(AI)チャットボット(自動対話システム)「イルダ」は、そんな男心をくすぐる仕掛けになっていたのだろうか。IT系ベンチャー企業がSNS市場向けに開発し、サービス開始1週間余りで利用者は瞬く間に40万人を突破した。利用者の95%以上は10代、20代で、若者の間でちょっとしたブームになっていたようだ。

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伝統の民族精神「シス」ーフィンランドから

 サンナ・マリン首相が新年のメッセージで称賛したフィンランドの伝統的民族精神を表す「シス」は、たびたびフィンランドの文化として語られてきた。「シス」とは、極端な逆境に直面した時の並外れた決意であり、成功する可能性が低い状況の中で示される勇気を表す精神的態度のこと。

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中国ワクチン不要とは言えない現実ーブラジルから

 最近、街で出会う人に「新型コロナウイルスのワクチンを受けるつもりは」と質問することが記者の日課となっている。もちろん、ブラジルは感染拡大「第2波」の只中(ただなか)であり、質問をする相手は限られる。医療崩壊に直面している地方自治体も多く、医療関係者の緊張感と危機感は想像以上のものだ。

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ワクチン接種遅らせる「お役所仕事」ーフランスから

 フランスに半世紀以上住み、孫もいる高齢の日本人女性が最近、新型コロナウイルスワクチンを接種したがらないフランス人を嘆き、「専門家が接種すべきでないと言えば、ひねくれ者たちが案外受けるかも」と、筆者に冗談交じりに語った。

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季節感を取り戻した新年ーフィリピンから

 フィリピンの新年は、悪霊を追い払うため派手な花火や爆竹の爆音とともに迎える風習がある。しかし今年は、感染対策により多くの自治体が花火禁止を打ち出した。今回はさぞかし静かな異例の年越しになると思っていたが、実際のところは違った。大晦日(みそか)に午前0時が近づくと例年ほどではないが派手に花火を打ち上げる連中や、クラクションを鳴らしながら走り回るバイクなど、それなりに賑(にぎ)やかさが戻った感じだった。

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ロックダウンの新年ーイスラエルから

 3度目のロックダウン(都市封鎖)の最中、新しい年を迎えた。といってもイスラエルではユダヤ暦のため、あまり新年という実感は湧かない。ただし、アラブ系イスラエル人が住む町は例外だ。

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「K防疫」危うし!ー韓国から

 新年を迎え、明るい話題を紹介したいところだが、巷(ちまた)ではどうしてもコロナをどう克服するのかという話で持ち切りだ。こちらの保健当局も「手洗い、マスク着用、ソーシャル・ディスタンス」を個々人が徹底することが何より大事と繰り返し呼び掛けているが、1日の感染者数が全国で千人を超える日もあり、感染拡大の勢いはなかなか止まらない。

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「罪の告解」スマホではダメーオーストリアから

 新型コロナウイルスの感染拡大以来、ソーシャルディスタンスが強調され、人と面と向かって話す機会は少なくなった。会議もオンラインが増えた。銀行はオンラインバンキングを顧客に勧めている。

 ところが、対面ではないとだめという分野もある。

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観光鎖国でサバイバルータイから

 タイは新型コロナウイルス封印に成功したかに見えていた。だが最近、感染者急増の趨勢(すうせい)にある。年間4000万人近くが訪問し、7兆円ほどの観光収入をはじき出すタイの観光産業の苦しみは、まだまだ先が見えない状況だ。

 本来、雨季明けの11月、12月はかき入れ時だ。この季節は日本の初秋のような過ごしやすさで、欧米や近隣諸国からもどっと旅行者が訪れたものだ。

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AI面接官に戸惑う就活生ー韓国から

 今年はコロナ禍で新卒の就活が深刻だという。各企業とも収益ダウンで雇用枠自体を減らしているが、そもそも韓国はもう何年も就職難が続いている。学生にとっては弱り目に祟(たた)り目だ。あるニュース番組では金融機関を第1志望とする女子大生を取材して紹介していたが、今年100社以上にエントリーするも、いまだ内定ゼロだと嘆いていた。

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目的と手段の交差の終着点ーネパールから

 先日、ネパール人の友人から連絡先を聞いたのか、沖縄在住のネパール人女性から連絡があった。その女性が言うには、留学ビザで日本に滞在していたが、留学ビザの延長ができなかったので、他のビザへの切り替えをしたいが、どのような方法があるかという。

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道路事情の違いに驚愕ーエジプトから

 初めてエジプト入りした時にショックを受けたことの一つに、路上での車や人々の動きがあった。車がひしめく間を、通行人が車の間を縫うようにして歩いている光景に目を見張った。

 周りには、歩道橋や横断歩道はなく、歩行者は、幅広い路上を車をよけながら歩いているのだ。よく見ると、信号もない。いわば、車中心の道路となっており、歩行者は完全に無視された道路体系になっているのだ。

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過半数が「接種しない」ーフランスから

 英国で新型コロナウイルスのワクチン接種が開始され、フランス政府も医療従事者や重症化しやすい高齢者には年末、遅くとも年始には接種を始める方針を明らかにした。ところが「接種する」というフランス人は半数しかいないことが明らかになった。

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サンタにとって寂しい月ーフィンランドから

 フィンランドでは、12月は「クリスマスの月」(Joulukuu)で、サンタクロースは「クリスマスのおじいさん」(Joulupukki)と呼ばれる。

 北極圏のラップランドにはサンタの村があり、サンタの故郷と自負するフィンランドでは、本来12月はサンタがあちこちで現れるシーズンだが、今年は新型コロナウイルスの影響で、街やショッピングセンターでサンタの姿を見掛けることはほぼない。

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コロナ禍の意外な出前配達員ーブラジルから

 新型コロナウイルスの流行が始まった後、日本ではウーバーイーツをはじめとするフードデリバリーの人気が高いと聞く。ブラジルでも、外出自粛を助けてくれるフードデリバリーは過当競争とも言えるほどの人気を見せており、配送各社がレストランと顧客の囲い込みに躍起になっている。

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半地下に住むワケー韓国から

 カンヌ国際映画祭で韓国映画として初めて作品賞を受賞し、日本でも話題になった「パラサイト 半地下の家族」は、貧しい家族が裕福な家の家庭教師に招かれたことから物語が始まる格差をテーマにした映画だ。

 主人公の家族が住む半地下と呼ばれる居住空間は韓国にまだ数多く存在する。ビラと呼ばれる4、5階建て多世帯住宅の1階の下半分と地下1階の上半分をつないだのが半地下で、初めて韓国を訪れた時、その存在に驚いた。

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コロナ禍でクリスマス縮小ーフィリピンから

 フィリピンといえば9月から始まる世界最長のクリスマスシーズンで有名だが、今年はコロナ禍によって前代未聞の静かなクリスマスとなっている。

 マニラ首都圏マカティ市の金融街では、公園にお洒落(しゃれ)なイルミネーションが毎年点灯され、インスタ映えスポットとして人気を集めていたが、今年はコロナ禍により中止に追い込まれた。

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心も体も温まるギフトーイスラエルから

 11月に入りやっと雨期らしく雨が降り始めたと思っていたら、今度は降りやまずに各地で洪水被害が出た。雨は本来、イスラエルにとって恵みである。ガリラヤ湖の水位が1週間で3㌢上がっただけでニュースになるほどだ。

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クリスマスの粋な計らいーオーストリアから

 本来ならば、クリスマス市場が開かれ、訪れる人で賑(にぎ)わうシーズンだ。しかし、今年は全てがうまくいかない。欧州最大規模のウィーン市庁舎前広場のクリスマス市場も来月6日まで続く第2次ロックダウン(都市封鎖)の外出制限が解けるまで本格的な営業はできない。

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届かなかった郵便ー米国から

 先日、インターネットを通して妻が家族の写真をまとめたフォトブックを注文した。しかし、それから1カ月近くたち、到着予定日を過ぎても商品は自宅に届かない。

 電話で問い合わせたところ、担当者の女性は「届かなかったということは、配送中に無くなったということですね」とあっさり回答。続けて、送料をクレジットカードに返金し、改めてフォトブックを発送し直すなどと早口で説明してきた。

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芸術分野にも及ぶ受験競争ー韓国から

 あまり知られていないが、韓国人はアート好きだ。経済的ゆとりができたことが大きいと言われる。本来は「芸術の秋」を楽しむこの時期だが、今年はコロナ禍で展示会が相次ぎ中止に追い込まれた。それでも対面を避ける工夫がなされ、ある企業では従業員の家族に自宅で作品を観覧した気分を味わえるオンラインサービスを提供し、話題になった。

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