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[北方領土] rss

北方領土問題に心を添えよ

評論家 太田 正利

 2月7日は「北方領土の日」だった。「よき敵ござんなれ」――筆者が子供の頃年号を憶えるのによく使っていた手法(!)だが、1853年は、ペリー提督率いる米艦隊の浦賀沖への突然の出現(「太平の眠りを覚ます上喜撰(蒸気船)、たった四杯(四隻)で夜も寝られず」と揶揄(やゆ)される程の大騒ぎを起こした)の年だった。今回は、案外忘れられているように見える「北」の熊の問題を提起しよう。実は徳川時代からこの方面も必ずしも静謐(せいひつ)な状態にはなかった。

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70年を迎えた北方領土返還運動 実り多き交渉に期待

きょう35回目の「北方領土の日」

社団法人千島歯舞諸島居住者連盟理事長 小泉敏夫氏に聞く

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北方領土問題 地道な取り組みで現状打開を

きょう35回目の「北方領土の日」

2月7日のきょう、35回目の北方領土の日を迎えた。1855年2月7日、日本とロシアの間で日魯通好条約が調印され、択捉(えとろふ)島とウルップ島の間に国境が画定されたこの日、各地で北方四島(択捉島、国後(くなしり)島、色丹(しこたん)島、歯舞(はぼまい)群島)の返還要求運動が行われる。昨年は、2月にロシアで行われた日露首脳会談をきっかけに北方領土問題の解決に向けた交渉が前進するかと思われたが、ウクライナ問題が深刻化する中で、停滞を余儀なくされた。一方、国内では昨年12月の衆院選で自民党が勝利。安倍晋三首相による長期政権樹立が現実味を帯びてきたことで、ロシアとの腰を据えた領土交渉ができる状況が整ってきた。戦後70周年の節目となる今年、長年の懸案である北方領土問題解決に向けて進展が期待される。(山崎洋介)

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北方領土の日、露の揺さぶりに惑わされるな

 35回目の「北方領土の日」を迎えた。我が国固有の領土である択捉島、国後島、歯舞群島、色丹島が旧ソ連に不法占拠されてから、70年もの長い年月が経過した。安倍晋三首相はきょう開催の北方領土返還大会でロシアに改めて抗議するとともに、4島一括返還に向けた強い決意を明確にすべきだ。

制裁を緩和させる狙い

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北方領土問題をどう教えるか

 常に学び続け、価値ある教師を目指すことを掲げる民間教育団体の北海道師範塾「教師の道」(吉田洋一塾頭)は1月上旬、2日間にわたる冬季講座を開いた。幾つかある講座の中で、今年はワークショップとして「北方領土問題」を取り上げ、小中学校、高校の教師の取り組みはどうあるべきか、について討論を重ねた。(札幌支局・湯朝 肇)

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北方領土問題に唱える異見

評論家 大藏 雄之助

 林子平は蝦夷(えぞ)・千島付近にロシアが出没するのを憂えて天明7年(1787)に『海国兵談』の第一巻を出版し、「江戸の日本橋より唐、阿蘭陀迄境なしの水路也」と書いて国際的な視野による国防を説いた。しかし、幕府は「余計な口出しをする者」として子平を投獄し、この本を禁書とした。それからちょうど10年後の寛政9年、まさに警告通り、ロシア人が択捉(えとろふ)島に上陸した。

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露長官択捉訪問、これでは孤立を深めるだけだ

 ロシアのプーチン大統領の最側近であるイワノフ大統領府長官が、我が国固有の領土である北方領土・択捉島を訪れた。日本側の抗議を無視し、今後も訪問を続けるという。

 大統領側近がこの時期に北方領土を訪問したことは、ウクライナ問題でロシアと対立する主要7カ国(G7)との連携を強める日本を牽制する意味合いが強い。だが、これではロシアの孤立を深めるだけだ。

対日牽制の意味合い

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きょう34回目の「北方領土の日」、安倍外交で仕切り直しを

 2月7日のきょう34回目の北方領土の日を迎えた。北方四島(択捉(えとろふ)島、国後(くなしり)島、色丹(しこたん)島、歯舞(はぼまい)群島)の返還問題という日露関係の最大懸案を象徴するこの日に安倍晋三首相はソチ冬季五輪開会式出席のためロシアを訪問中だ。オリンピック開催の場に両国首脳が並ぶことは、70年近く前の戦時の問題を解決して平和時の関係発展につなげていくべき時代を表しているといえよう。(窪田伸雄)

 北方領土返還交渉、平和条約締結交渉は目立った進展もなく未完の課題として残っている。広大なロシアはほかにも領土問題、武力紛争、独立運動を抱えており、ソチ五輪を前にテロ事件も頻発した。片や極東は平穏であり、日本との関係が正常化に向かえばさらなる交流と発展の可能性がある。もとより領土問題は外交の最難題であり、安全保障に関わるだけに、解決には両国の信頼関係の構築と深化が大前提となる。

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若者を北方領土返還運動の担い手に 北海道総務部北方領土対策本部北方領土対策局長 田尻忠三氏に聞く

 いまだかつて一度も外国の領土になったことのない北方領土。ロシア(旧ソ連)の不法占拠は68年におよぶ。日本固有の領土である北方領土を追い出された元島民は、一日も早い帰郷を待ち望んでいる。北方領土返還に向けて行政の立場から、これまでの取り組みなどを北海道総務部北方領土対策本部の田尻忠三北方領土対策局長に聞いた。(札幌支局・湯朝 肇)

 ――領土問題は国家間の交渉事ですが、地方レベルで北海道は北方領土返還要求運動に対して、これまで具体的にどのような取り組みをしてきたのでしょうか。

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北方領土の日、4島一括返還へ全力尽くせ

 34回目の「北方領土の日」を迎えた。わが国固有の領土である択捉島、国後島、歯舞群島、色丹島が第2次大戦の終戦前後に旧ソ連に不法占拠され、その状態が現在も続いている。安倍晋三首相はきょう開催の北方領土返還大会でロシアに改めて抗議するとともに、4島一括返還に向けた強い決意を明確にすべきだ。

 昨年4回の日露首脳会談

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ロシアとの領土交渉を置き去りにするな

 ロシアのプーチン大統領はロシア憲法創設20周年記念日の12日、クレムリンで年次教書演説を行った。国内問題では「極東やシベリアの発展は21世紀全般にわたる国家の優先課題だ」と強調した。

 極東やシベリア地域の開発は日本とロシアとの経済協力の柱となるものである。しかし、経済協力のみが進み、北方領土交渉が置き去りにされることがあってはならない。

極東の特区設置を提案

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北方領土交渉へ環境整備を

 日本とロシアが初の外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を開催した。防衛交流を拡大することで、北方領土交渉に向けた環境整備を進めることが最大の目的だ。したたかなロシアのペースに巻き込まれないよう注意しながら日露関係に厚みを持たせ、首脳同士の交渉を側面支援すべきだ。

 中国への警戒感を共有

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日露首脳は領土交渉進展へ信頼構築を

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)参加のためインドネシアを訪問した安倍晋三首相はロシアのプーチン大統領と会談した。

 両首脳の会談は9月に続いて4回目。安倍首相は首脳同士の信頼関係を拡大し、今後本格化する北方領土交渉の進展に全力を尽くすべきだ。

安倍首相就任後4回目

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