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[中曽根康弘元首相追悼特集] rss

中曽根氏逝去 冷戦終結に寄与し改憲に尽力

 中曽根康弘元首相が逝去した。ご冥福をお祈りいたします。中曽根氏が残した業績は「戦後政治の総決算」を掲げて行政改革を断行したことと、憲法改正に尽力したことだ。また、日米同盟を再構築・強化し、米ソ冷戦終結に寄与した。

米SDI支援で同盟強化

 「たくましい文化と福祉の国」の実現を目指して行った行政改革の中で特筆すべきは、電電公社、専売公社とともに、日本国有鉄道(国鉄)を民営化したことである。

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大統領型首相目指す、日米軸に国際地位向上

 中曽根康弘元首相は、東西冷戦のさなか、保守、革新両陣営を代表する自民、社会両党が主導した「55年体制」の時代に、実力者として君臨した最後の政治家だった。内政面では行財政改革を断行し、外交面では日米同盟の強化を軸に日本の国際的地位の向上に貢献した。政策決定に際しては、自ら強い指導力を発揮する、トップダウンの手法を好んだ。

 鈴木善幸内閣の行政管理庁長官から政権の座に就いた中曽根氏は、前内閣から第2次臨時行政調査会(土光敏夫会長=土光臨調)を継承。質素な生活で国民的人気の高かった土光氏を前面に出し、国民の支持をバックに行財政改革を推進した。

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中曽根元首相死去、101歳

国鉄の分割・民営化、戦後政治総決算を遂行

 中曽根康弘元首相が29日午前、死去した。101歳だった。  中曽根氏は1918年5月、群馬県高崎市生まれ。東京帝大法学部卒、旧内務省に入り、海軍士官を経て47年4月、衆院旧群馬3区で初当選。以来、連続20回当選した。

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