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急増するスクランブル

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第1部 与那国島・陸自駐屯地(2)

自民党政調会審議役 田村重信緊急リポート

 台湾で万一、有事が発生し、中国が侵略行動に出た場合、真っ先に危険が及ぶのは与那国島だ。1996年の台湾危機では、中国が台湾の総統選挙に軍事的圧力をかけ、与那国島の近海に中国人民解放軍のミサイルが着弾。この影響で、地元漁師は操業の一時見合わせを余儀なくされた。

 沖縄本島最南端から与那国島までの1000㌔の広大な地域には、宮古島の航空自衛隊の小規模なレーダー基地があるだけだ。しかも、与那国島には祖納と久部良という二つの集落に警官が1人ずつ計2人いるだけだった。

 防衛の空白が生じているという危機感が次第に強くなり、自衛隊誘致は与那国島にとって長年の懸案だった。


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