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「並外れた」中国礼賛、「蜜月」のルーツに毛沢東思想

テドロス事務局長(左)と習近平国家主席

 「中国政府は感染拡大阻止に並外れた措置を取った」――。

 新型コロナウイルスの感染拡大は、発生源である中国の初動の遅れと情報隠しに大きな原因があったことは疑いの余地がない。中国発の災禍に各国が苦しむ中で、中国に惜しみない賛辞を送り続けているのが、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長である。

 歴代の国連機関トップの中でも、「並外れた」親中姿勢は一体どこから来るのか。母国エチオピアが中国から多額の経済支援を受けていることが背景にあるとの見方が一般的だ。だが、常軌を逸した中国礼賛はカネだけが理由なのだろうか。

 テドロス氏は、エチオピアの与党「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」の主要幹部だった。TPLFは1991年にメンギスツ軍事独裁政権を倒し、以来、与党連合の中核として国家の実権を握ってきた。


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