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南三陸の町づくり、復興・発展を同時に進める

南三陸町

 東日本大震災による津波などで甚大な被害を受けた宮城県南三陸町。リアス式海岸の一角を形作るこの地域は、過去120年で2011年を含む4回の大津波を経験した。教訓を胸に「二度と命を失わない町へ」と決意を固め、「復興」と「発展」を同時に進める町づくりに、行政と住民が力を合わせて挑んでいる。

 山と海に囲まれ、海岸部にカキ養殖など日本有数の養殖漁場を持つ同町で、人々は豊かな自然を生かして生活してきた。しかし10年前、東北沿岸部を襲った津波によって町は瓦礫(がれき)の山と化す。死者620人、行方不明者211人。当時の世帯数の6割強に相当する3321戸が全壊または半壊した。

 震災以前から減少傾向にあった人口もさらに激減し、満身創痍(そうい)の町の課題として立ちはだかった。「被害の要因はほぼ100%津波。マイナスからのスタートだった」と、町役場の及川明企画課長は振り返る。


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