ワシントン・タイムズ・ジャパン

うれしいチキンのデリバリー


《ソウル隔離生活体験記(5)》

ゴミは4日に1度、指定の入れ物で

【12月12日(土)7日目】

 昨晩は隔離生活に入って初めてデリバリー食を楽しんだ。昼過ぎ、常日頃から「ヒョンニム(お兄さん)」と呼んで親しく付き合っている知人からカカオトークで「チキンかピザか食べたければ注文してあげようか?」とメッセージが届いた。

デリバリーサービスで頼んだチキンセット

デリバリーサービスで頼んだチキンセット

 これはありがたいと思い、早速その日の晩、手配してもらうことに。注文したのはカラッと揚げた「フライドチキン」と特製甘辛ソースの「ヤンニョムチキン」が半羽ずつ入っているセットメニューで、大根の甘酢漬けとトウモロコシ、コーラもついていた。これで配達料2000ウォンを含めて1万8000ウォンだ。

 金曜夜だったせいか、注文してから届くまで1時間かかった。コロナが再び猛威を振るい始め、自宅にこもっている人が増えている影響もあろう。デリバリーの店は大忙しだ。

 ロビーから「チキン頼みましたか?」と内線電話が来た。これも自分で取りに行くのは絶対ダメで、スタッフがドアの前まで運んでくれる。久しぶりの韓国チキンに舌鼓を打った。一人ホテルの一室でチキンを食べている自分に違和感を感じないわけではなかったが…。

ゴミ回収用の容器

ゴミ回収用の容器

 今日は4日に1度のゴミ回収日だ。専用のオレンジ色のゴミ袋に集めて、それをバケツより一回り大きな白いプラスチック容器に入れ、蓋をしっかりして午後2時までにドアの前に出す。

 ゴミ出しは前日夜と当日朝に館内放送で案内がある。ゴミの出し方まで丁寧に説明し、韓国語だけでなく英語、中国語、日本語の順番で同じ説明が繰り返される。

 このゴミ出し案内の館内放送では、それに付け足して禁煙もお願いしてくる。全館禁煙なのにいくつかの客室の前からタバコの匂いがするという苦情が入るという。毎回「同じ理由」だ。喘息など呼吸器疾患を抱える方に迷惑になるので…と、これも毎回同じ。

 要はホテル側とすればコロナ禍が終わって通常業務に戻った時、タバコの匂いが部屋に染み着いてしまっては困る、ということなのだろう。放送では退室の際にタバコの匂いがした場合、罰金10万ウォンを申し受けるとも。愛煙家にはつらい時間が続く。

 今日で監禁生活7日目。ようやく折り返しだ。

(ソウル・上田勇実)

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