ワシントン・タイムズ・ジャパン

未来志向のスタート 「百年後よかったと思える」決断

800

日韓国交正常化50年 「嫌韓」「反日」を越えて(1)

 1961年(昭和36年)、韓国で引き起こしたクーデターが成功して間もなく、最高司令官だった朴正熙・国家再建最高会議議長(後に大統領)が訪日した。目的の一つは、一人の男に会うためだ。

 「自分たち若い陸軍の軍人が軍事革命に立ちあがったのは救国の念に燃えたからだが、その際に日本の明治維新の志士を思い浮かべた。あなたの先輩の吉田松陰先生や高杉晋作、久坂玄瑞などという人々のつもりでやった。けれども実際若いし軍人だから政治のことはわからない。いわんや経済問題はわからない」

 「ところが韓国の政治界にも財界人にも自分の利益だけ追求していて、国という考えがない。だから彼らに相談しても国の建設ができないので、あなた方日本の政治家の意見も聞きたい。そのためにはまず国交を正常化しなくてはいけない」


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。