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イスラム国の脅威 オバマ戦略では打倒困難

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2015 世界はどう動く 識者に聞く(5)

米国防副次官補 スティーブン・ブッチ氏(上)

 ――オバマ米政権はイスラム過激組織「イスラム国」を打倒できるか。

 できない。オバマ政権が自ら課した(地上部隊は派遣しないという)制約により、強力な対応ができず、イスラム国を弱体化、壊滅させるために必要なことを実行できていない。

 空爆の回数が少なすぎる。これは前線に米軍の空爆誘導要員がいないためだ。アフガニスタン戦争初期に北部同盟と行った手法を再現、つまり、米特殊部隊をイラク政府軍やクルド人治安部隊に組み込み、地元部隊の地上作戦を支援する形で空爆を誘導すれば、空爆の回数や効果は飛躍的に高まる。

 この手法を実行すれば、イスラム国をイラクから排除できるチャンスは十分ある。シリアでもイスラム国を無力な存在にすることも可能だ。だが、オバマ政権のやり方は不十分かつ効果的でない。

 ――どのくらいの兵力派遣が必要か。


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