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オバマ氏の世界観 米の地位下げ、多極化を志向

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2015 世界はどう動く 識者に聞く(3)

米ヘリテージ財団特別研究員 リー・エドワーズ氏(上)

 ――「米国を変革する」と宣言して就任したオバマ大統領の6年間の政権運営をどう見る。

 オバマ氏は問題を解決できるのは連邦政府だという「積極主義政府」を信奉する進歩派、リベラル派だ。オバマケア(医療保険制度改革法)がその典型で、個人の自由や自助に基づく社会から、連邦政府や官僚機構に依存する福祉国家に変えようとしている。

 フランクリン・ルーズベルト大統領が1930年代に、リンドン・ジョンソン大統領が60年代にそれぞれ推し進めたことを土台に、福祉国家、管理国家、官僚国家を築くのがオバマ氏の理想だ。この3人には連続性がある。

 だが、18世紀に米建国の父たちが掲げた建国の理念は、小さな政府、個人の自由、自己責任、自由な企業活動だ。オバマ氏は米国民の基本的思想や歴史に逆行している。


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