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信頼構築へ「接点」増やせ

古川勝久氏

国連北朝鮮制裁委員会元専門家パネル委員・古川勝久氏(中)

2回目の米朝首脳会談では、北朝鮮が制裁解除を強く求めた。北朝鮮は会談で制裁緩和の突破口を開きたかったのか。

 それは間違いない。シンガポール会談では、北朝鮮は朝鮮戦争の終戦宣言にこだわっていた。米朝の関係改善、信頼醸成のために、交渉に時間のかかる平和協定の締結ではなく、まずは米朝共同による政治的な宣言を目指していた。

 しかし、その後、進展がないまま時が過ぎ、もはやトランプ大統領に残された任期は2年を切った。再選の見通しは未透明だ。次の大統領は、法的拘束力のないトランプ氏の終戦宣言を無視するかもしれない。北朝鮮は、トランプ氏に期待しうる「不可逆的な見返り」として、制裁緩和を優先する方針に切り替えたのではないか。

経済制裁の効果は。


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