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「敵基地攻撃能力」が暴発諫める

金田秀昭氏

元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏

北朝鮮や中国の弾道ミサイルの脅威が強調され、これを日本は迎撃可能か否かに焦点が当てられがちだが、軍事的野心をくじく方策はどのように考えるか。

 私は、総合的なミサイル防衛施策の在り方として、かねてから「5D」を提唱している。5Dとは、諌止、抑止、拒否、防衛、局限の英語のそれぞれの頭文字から取っている。

 第一が、相手をいさめて思いとどまらせるディスエージョン・ディプロマシー(思いとどまらせる外交)が重要。第二が抑止(ディタランス・ポスチュア)。核は持たないけれども、しっかりとした通常型の拒否的抑止力を持つことが大事だ。

日本は、しっかりとした外交力を持ち、国家意思を表明すべきだということか。

 その通りだ。これらは外交的な部分が強いが、あとの三つは軍事的な意味合いを持つ。諌止をするにせよ抑止をするにせよ、重要なことは次の3つの機能が基礎になるということだ。


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