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「バイデン米大統領」誕生なら…

ずれた外交センスに懸念

《 記 者 の 視 点 》

 ネット上で使われるスラング(俗語)に、「逆神」という言葉がある。立てた予想がことごとく外れる人のことを指すが、筆者がワシントン特派員として米国の外交政策をウオッチしていた時、この言葉が最も当てはまると感じたのが、ジョゼフ・バイデン前副大統領だった。

 バイデン氏は36年間の上院議員時代、外交委員長を務めた経験などから「外交のプロ」と呼ばれていた。オバマ政権の副大統領に選ばれたのも、外交分野への見識が買われたからだった。

 だが、上院議員時代のバイデン氏は、イラク政策をめぐり、ブッシュ政権が2007年に実施した米軍の増派作戦に猛反対。それどころか、イラクを三つに分割する案を主張していた。米軍増派がイラク安定に大きく寄与したことは周知の通りだ。ことごとく的外れなことを言う人だと思ったものだ。


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