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空白のカシミール 火事場泥棒の中国人民解放軍

《 記 者 の 視 点 》

 力の空白地帯が生じると自制力に乏しい強者が弱者を駆逐する。帝国主義時代を彷彿(ほうふつ)させるような現実が、まだ地球上には現存している。

 その距離、3500キロという世界有数の長さを誇る中印国境の多くは、領有権がはっきりしない未確定地域が含まれる。

 世界地図を開くと、国別の色分けから除外された白地図が存在する。中印国境西部のカシミール地方や東部のブータンに隣接するインド・シッキム州北部も、この白地図になっている。

 この中印国境の白地図部分が先月来、一方的な現状変更を試みる中国人民解放軍の脅威にさらされている。

 インドが支配する領域約9万平方キロに対する領有権を主張している中国は先月来、人民解放軍兵士1万人以上を動員、一部をインド支配地域に断続的に侵入させたり、5カ所に分かれキャンプを張りとどまっている。


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