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米で広がるコロンブス排除 西洋文明そのものを断罪

《 記 者 の 視 点 》

 米国の首都ワシントンDCの「DC」が何を意味するのか、知らない人も多いと思う。「ディストリクト・オブ・コロンビア(コロンビア特別区)」の略で、米大陸を発見したクリストファー・コロンブスに由来する。つまり、ワシントンDCの名称は、初代大統領ジョージ・ワシントンとコロンブスの2人の功績をたたえているのである。

 そのワシントンで、コロンブスを排除する動きが起きている。10月の第2月曜日は「コロンブスデー」という連邦の祝日だが、ワシントン市は今年、その名称を「先住民の日」に変えたのだ。

 「コロンブスは多くの先住民を奴隷にし、植民地化し、手足を切断し、虐殺した」

 ワシントン市議会で可決された名称変更の緊急動議は、コロンブスをまるでモンスターのように見なし、コロンブスデーは「憎しみと抑圧を永続させるだけだ」と非難したのである。


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