ワシントン・タイムズ・ジャパン

海底ケーブル 覇権懸けた海面下の戦い

《 記 者 の 視 点 》

 中国が一帯一路をバックアップする海底ケーブル敷設に力を入れている。新たな戦場として、宇宙やサイバーだけでなく海底が急浮上してきた。海底ケーブルを介し、国家の存亡を左右するような軍事情報、経済・金融データなどが流れている。この海底ケーブルを支配した国が全世界の情報を握ることになる。水面下ならぬ海面下の覇権争いに目が離せない。

 ほとんどの国の経済や国防で不可欠な存在となっている基礎インフラが海底ケーブルだ。1990年代、ほぼ同等だった衛星通信と海底ケーブルの通信量シェアは現在、約99%が海底ケーブル経由となっている。スマホの爆発的普及などで大容量のデータ需要が一気に急増したことで、容量に制限がある衛星通信が敬遠され、安定して大容量データを送れる海底ケーブルのニーズが加速度的に高まったためだ。


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