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国民の声にしっかり耳を傾ける与党の国会議員の奮闘に期待する

野党があまり頼りにならない時は、与党の国会議員に頑張ってもらわなければならないことは理の当然である。

今回の衆議院総選挙の結果を踏まえると、どう頑張ってみても野党の皆さんには大した力はない。

与党の国会議員が衆参両院で3分の2以上の議席を占めているということは、与党が一致結束してしまえば、憲法改正の発議をはじめどんな法律、どんな予算でも通してしまえる、ということである。

私がいた頃の国会は、衆参の捩れがあり、与党の協議だけで法律案を作ったり予算案を策定するような一方的なことは誰も考えていなかった。
国民の声に耳を澄まし、国民の心に寄り添い、国民の要望や願いによりよく応えれるような内容にブラッシュアップすべく努力していたところがある。

自民党の中で当選回数の少ないいわゆる若い国会議員にもそれなりの活躍の場が与えられていたような記憶なのだが、多分、当時の執行部は、若い国会議員の方が国民と近いところにおり、国民の声を受け止めやすいところにいると思って、若い国会議員の意見をそれだけ尊重していたからだろうと思う。

衆参両院で与党が圧倒的な議席を占めるようになったら、さて、どういうことになるか。

最初はおそるおそるだろうからあまり変なことは起こらないだろうが、それでもその内に一般の国民の声をあまり聞かないようになってしまう虞がある。

官邸や執行部の力が格段に強くなり、官邸や執行部に声を届けやすいポジションにいる人にとってはさぞ便利だろうが、そういうポジションにいない一般の国民にとっては自分たちの声を国政の場に届けにくい構造になってしまうのは必然である。

森友学園や加計学園の問題は、偶々そういう構造の欠陥が明るみに出ただけのことではないのかしら。

官邸や執行部の力が大きくなり過ぎると、若い方々が物を言わなくなる。
あちらこちらで忖度が蔓延るようになる。
不正が行われても、見て見ぬふりをする。
情報操作をするようになり、都合の悪いことは隠す。
情実人事が罷り通るようになり、風通しが悪くなり、すべてのことが澱む。

そうならないようにするためには、まずは自民党の若い国会議員の皆さんが緊張感をもって自民党の部会の審議や国会の場に臨むことである。

参議院議員の方々が案外警鐘を打ち鳴らしているようである。
特に山本一太氏の指摘は、重要だ。

権力は、必ず腐敗する。
そう、思っておかれることだ。

自民党の中の、国民の声に真摯に耳を傾ける多くの良識的な国会議員の皆さんの奮闘に期待するところ大だと申し上げておく。


早川忠孝の一念発起・日々新たなり  通称「早川学校」
http://ameblo.jp/gusya-h/

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