«
»

モリ・カケ偏向報道を忘れてはならない

 8月3日の内閣改造により安倍政権への支持率は下げ止まり、今後、新閣僚の不祥事などがない限り回復へ向かう気配である。安倍総理は記者会見の冒頭で
「先の国会では、森友学園への国有地売却の件、加計学園による獣医学部の新設、防衛省の日報問題など、様々な問題が指摘され、国民の皆様から大きな不信を招く結果となりました。

 そのことについて、冒頭、まず改めて深く反省し、国民の皆様におわび申し上げたいと思います。」と語り、深く頭を下げた。

 確かに、国会運営という点では、安倍政権発足以来の盤石な運営と比較すると上手とは言えなかったと思う。とりわけ、加計学園の獣医学部新設問題については、文部科学大臣が無いと答弁した文書が出てきたり、「総理のご意向」を巡る攻防が焦点なのに、当初、総理の国会出席を拒みながら世論に抗しきれずに安倍総理が説明の席についたりしたのは、内閣の支持率を下げた最大の原因と感じている。

 しかし、加計学園の獣医学部新設問題を巡る疑惑は、実は7月24日に小野寺新防衛大臣が行った質疑により氷解している。この質疑により明確になったのは、①前文科省事務次官前川氏を含めて誰一人として安倍総理から加計学園に便宜を図るように言われていない、②前川氏は岩盤規制を打破すべきという内閣全体の意向を「加計学園を指している」と感じたが、それ裏付ける証拠は何一つない、③獣医学部は多くが定員オーバーで入学者数は定員の20%増し状態なのに50年間文科省は新設を認めなかった④「加計ありき」ではなく四国に獣医学部を創ろうとしたのは「加計しかなかった」、⑤加計学園の獣医学部新設に動いたのは民主党政権の時だった、といった内容であった。

 ところが、ほとんどのマスメディアは、この小野寺議員の質疑を報道せずに、野党議員の質疑だけを流して「これでは疑惑は解明できない」と言い張ったのである。
野党質問は疑惑を解明するのが仕事ではない。政府や与党の疑惑を「明らかな不正があった」と証明して見せるのが彼らの仕事であり、彼らは仕事を遂行できなかった。これに対し内閣の答弁や与党質問は疑惑を解明するのが仕事であり、小野寺質疑は見事にそれをやり切った。にも拘わらず、野党質問だけを放送して「疑惑は解明されない」」と報道するのは、裁判において弁護側の証人尋問を報道せず検察側の証人尋問だけを報道した挙句に「疑惑は解明されない」とするのと全く同型である。これは、もはや報道と呼べない。

 北朝鮮がミサイル実験を繰り返し今にも紛争が起きそうなこの時に、新聞テレビといったメディアが、安倍政権を引き下ろすために不当な報道をし続けた。私たちは、この事実を忘れてはならないし、再び政権基盤が強固となったあかつきには、今回の報道、とりわけテレビ報道が放送法第4条第1項第2号「政治的に公平であること」に抵触しないかを、是非とも検証して欲しいと願っている。

61

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。