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自公勝利、改選過半数 「志」達成へ慎重な舵取りを

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編集局次長・政治部長 早川一郎

 安倍晋三首相が勝敗ラインとし獲得議席目標に掲げた「与党で改選過半数」を達成した。これは首相が判断した消費税増税再延期を踏まえた経済政策「アベノミクス」の加速を国民が選択したものと言える。

 だが安心は束の間だ。英国の欧州連合(EU)離脱、中国経済の不確かさや国内の個人消費の低迷など前途に多難が予想される。秋の国会でまとめる総合的な経済対策で景気を持ち直すため、内閣改造を念頭に強力なリーダーシップを発揮しなけれなばらない。

 改憲勢力が参院で議席を大きく伸ばした意味も大きい。首相はこれまでになく「志」達成への覚悟を深めていよう。これからが真価の発揮のしどころだ。党則により首相(総裁)の任期の間で次の参院選はない。その意味で「安倍政治の総決算」をすべき時期に突入したと言える。


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