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平和国家構築への必須条件

小川和久氏

静岡県立大特任教授 小川和久氏(下)

憲法改正 ここが焦点(2)

護憲派は、日本がずっと戦争することなく平和国家でいられたのは現行憲法のおかげだというが。

 そんなことはない。日米同盟を選択した結果だ。戦後、米国の同盟国で攻撃された国はない。だから、集団的自衛権行使を容認すると抑止力が高まるというのは、そこから説明しないといけない。ただし、ベトナム戦争や朝鮮戦争は内戦だから含めない。1982年のフォークランド紛争は、NATO(北大西洋条約機構)の域外だからアルゼンチンがイギリスの領土を攻撃したもので、これは例外だ。米国が集団的自衛権を行使できないと分かった上でやったわけだから。これ以外で米国の同盟国が攻撃されたケースはない。


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