ワシントン・タイムズ・ジャパン

不発に終わった「野党共闘」

櫻田 淳

誠実、公正、謙譲の美徳欠く 「観念主義」思考を嫌った国民

東洋学園大学教授 櫻田 淳

 今次総選挙に際して、筆者が注目していたのは、「立憲民主党と共産党を軸にした『野党共闘』は、どのような成果を生むのか」ということであり、「日本維新の会、あるいは国民民主党が、どこまで党勢を持ちこたえることができるのか」ということであった。それは、「憲法第9条護憲主義」と呼ぶべきものへの帰依を特色とする日本型「左翼・リベラル」政治勢力の命脈を占うものであったからである。

 結果は、立憲民主・共産両党は党勢を後退させた一方、日本維新の会は議席3倍増の躍進を遂げ、国民民主党も現有議席を保った。立憲民主・共産両党を軸にした「野党共闘」は、不発に終わったのである。

「他人の仕事」を敬わず


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