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「民意を懼(おそ)れず民意を侮らず」政治評論家 髙橋利行氏

政治評論家 高橋利行氏

「日本の宰相は、さしずめ巨大なタンカーの船長ですなぁ」と宣(のたま)ったのは宮澤喜一である。政治家としての評価はともかく、モノを見抜く眼力、辛辣(しんらつ)な人物月旦には定評がある。確かに、丸腰のまま危険な海域でひたすら原油を運ぶ巨大タンカーの姿はエコノミックアニマルと揶揄(やゆ)される日本そのものと言えそうである。

 保守本流を自負する宮澤の言わんとするところは、巨大タンカーは急には舵(かじ)が切れないという處(ところ)にある。幅寄せするにも方向転換するにも徐々に徐々に舵を切らなければ転覆しかねない。ちょこちょこ動ける小型船とは異質な、高度な技量が求められる。


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