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粛々と行われた米露首脳会談

中澤 孝之

核戦争回避の原則再確認 流れを決めた事前の外相会談

日本対外文化協会理事 中澤 孝之

 バイデン米大統領就任後初のプーチン露大統領との対面による米露首脳会談が予定通り、6月16日、ジュネーブのレマン湖のほとりの会場で約3時間半にわたって行われた。両者とも百戦錬磨の老練な政治家だけあって、互いに激高したり、非難し合ったりといった、一部メディアが予測したような「対決モード」は終始、見られなかった。

新たな軍備管理協議へ

 両首脳とも、相違点に固執する姿勢ではなく、合意点を求めて粛々と対話を進めたようだ。ウクライナ情勢、サイバー攻撃、ナワリヌイ人権問題といった懸案は、双方の主張を確かめ合うだけにとどまった。両国は取りあえず、米露が核軍縮を中心とする「戦略的安定」を求める新たな軍備管理の協議を始めることで合意した。今後、成果の上がる協議を期待したい。


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