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危機からの「復元力」、国民の目は節穴ではない

髙橋 利行

 長期政権には秘訣(ひけつ)がある。「危機」からの「復元力」を持っていることである。政権には、人生と同じように山もあれば谷もある。嵐に見舞われ崖から滑落、命を失う危険もある。コロナという得体の知れない敵に蹂躙(じゅうりん)されても特効薬はない。せいぜいワクチンで身を守るしかない。緩やかな民主主義国家は、リーダーの見識、国民の意識に頼らざるを得ない。  「復元力」を占うのは内閣支持率に如(し)くはない。大概の政権は発足時が「絶頂」である。政治に倦(う)んだり不満を募らせたことが政権交代を招いているからである。大した根拠のない期待や公約に惑わされることも多いにしても、新しい政権に期待を紡ぐのが庶民なのである。裏切られれば「落下」するだけである。


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