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「押し付けられた」憲法 通常国会を改正への転機に

《 記 者 の 視 点 》

 令和2年を迎え、来週から通常国会が開幕する。予算案や法案の審議、野党による汚職事件の追及などと共に注目されるのが、安倍晋三首相の解散戦略と、衆参両院憲法審査会での論議の進み具合だ。来年9月に党総裁任期、同10月に衆院議員任期の満了を控え、首相が意欲を燃やす「自身の手で」の改憲に向け今年が正念場となるためだ。

 「日本人は自分の体に合わせた服を作るのは下手だが、押し付けられた服に体を合わせるのは上手だ」

 ジャーナリストの田原総一朗氏が憲法問題と関連しよく言及する宮澤喜一元首相の言葉だ。改憲派に言わせると「子供の頃の服を大人になってそのまま着ているのと同じだから、憲法改正が必要だ」となるが、「それなりに体の方を合わせてうまくやってきたんだよ」と軽くいなして話を逸らす。知性的な護憲派、宮澤氏の面目躍如たる発言だ。


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