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NW日本版で安倍政権の「中道左派への変質」を指摘した冷泉氏の卓見

◆衰退する日本の左派

 「年金受給は何歳からがいいか」「間違わない死後の相続」等々の見出しが並ぶ最近の週刊誌。もはや読者は中高年しかいない、という現状を自ら暴露しているような体裁である。その課題に直面しつつある年齢だとはいえ、頻繁に同じような企画が続くと食傷気味になる。

 そんな中で目を引いたのがニューズウィーク日本版(7月2日号)の「残念なリベラルの処方箋」だ。筆者は「在米作家・ジャーナリスト」の「冷泉彰彦」。グローバル経済による国際分業が進んで格差が拡大する中で、若年層の貧困、気候変動への危機感、等々で「若者を中心にした世界の左派の政治運動はネットでつながることによって大きな広がりを見せている」。

 それに比べて日本は違う。「左派勢力は衰退し、野党は政権交代の受け皿としての存在感を失ってしまっている。一体、その背景には何があるのだろうか」というのが冷泉の問題意識だ。


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