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玉城知事の「中国尖閣パトロール刺激するな」発言に抗議

 沖縄県石垣市の市議が乗船した漁船が5月24日に尖閣諸島(石垣市)周辺海域を航行した際、中国公船に追い回されたことについて、沖縄県の玉城デニー知事は同31日の定例記者会見で「中国公船が(尖閣諸島の)周辺海域をパトロールしていることもあるので、故意に刺激するようなことは控えなければならない」と述べた。

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玉城デニー知事は定例記者会見で、中国による領海侵犯を「パトロール」と表現した=5月31日、沖縄県庁

 これを受け、南西諸島安全保障研究所(沖縄県那覇市)の奥茂治所長は6日、沖縄県の玉城デニー知事宛てに発言撤回を求める抗議文を提出したうえで、県議会に対して抗議決議を採択するよう陳情した。

 抗議文の中で、「尖閣諸島は日本の領土であり沖縄県の行政区域である尖閣諸島周辺海域で漁労する県民に対し、領海侵犯をしている中国公船がパトロールしているから『故意に刺激するな』という発言には、憤りを感じる」と述べた。そのうえで、「尖閣諸島を中国領と認めるような玉城県知事の発言を糾弾する」とし、発言の撤回を求めた。

 本籍を尖閣諸島に置く奥氏は、「怒り心頭だ。知事には辞めてもらいたい」と話した。

 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、尖閣周辺で中国公船が確認されたのは7日付で57日連続となった。これは記録が残る2012年9月に尖閣諸島が国有化されて以降、過去最長という。

 中国海警は、領海侵犯行為を自国の周辺海域の「パトロール」と主張している。玉城氏の発言は、中国海警側に立った国益、県益に反するものと断じざるを得ない。

 玉城氏は6日から3日間の日程でロシアを訪問している。6日には沖縄の高校生を含む未成年者10人が大麻取締法違反で摘発された。問題が山積する中、「ロシアを外遊している場合ではない」という批判が保守系議員らから噴出している。

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