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安倍首相、WTO改革を訴える

 安倍晋三首相は30日、都内のホテルで開かれている国際交流会議「アジアの未来」の晩餐会に出席し、世界貿易機関(WTO)が世界経済の変化するスピードに追いつけていないと懸念を示し、「多国籍企業による二重非課税など、新しい課題に直面している」として、6月末のG20(主要20カ国)大阪首脳会議で議論する場を設け、「大阪トラック」と名付けて検討していく考えを示した。

安倍晋三首相

国際交流会議 アジアの未来の晩餐会で挨拶する安倍晋三首相=30日、都内のホテルで(加藤玲和撮影)

 またG20首脳会議の主題として、①世界貿易の自由で公正な秩序を強化②デジタル経済の課題③地球環境問題に対処するイノベーションの重要性を挙げ、「私たちの自身の責務として、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)を、力を合わせて作り上げていこう」とし、アジアにおける巨大な経済圏形成と発展の促進を呼びかけた。

 安倍首相はイノベーションの重要性を再度確かめるとして、10月には国内で世界的な研究者や産業界、金融界のリーダーたちが集まる「グリーン・イノベーション・サミット」を開催すると語った。

 晩餐会には当日基調講演を行ったマレーシアのマハティール首相やカンボジアのフン・セン首相、バングラデシュのハシナ首相らが出席した。

(デジタルメディア編集部 桑原孝仁)

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