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二階の深謀遠慮、安倍政局の主導権狙いも

髙橋 利行

 140人を超える巨大な派閥を率いて日本を支配した田中角栄(元宰相)ほどの巨魁(きょかい)であっても、末路は哀れだった。没後25年を経て高度経済成長の再来を夢見る待望論が湧いているが、田中角栄の息のかかった国会議員は二階俊博(自民党幹事長)、小沢一郎(自由党代表)、石破茂(元地方創生担当大臣)、中村喜四郎(衆院議員)、山東昭子(参院議員)の5人しかいない。

 だが、その絆は今なお強いようである。民主党政権で環境大臣を務め、将来を嘱望(しょくぼう)されていた無所属の衆院議員・細野豪志が二階派の特別会員となり、いずれ自民党に入党するのだという。裏切り、寝返りは永田町では珍しくはないにしても、細野豪志ほどの「大物」が敵方に寝返ったのはそうそうない。


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