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新年こそ憲法改正議論を

 戦争、テロ、大規模自然災害、特殊災害、感染症、その他あらゆる危機に対応できる実力組織は自衛隊しかいない。警察、消防、海上保安庁もある程度のレベルまでは対応できるかもしれないが、最後の砦(とりで)が自衛隊であることは多くの日本人が認めている。自衛隊という言葉が新聞に登場しない日はない。

 一方で、自衛隊の存在は日本国憲法には何も規定されていない。逆に、自衛隊の存在を否定するかのように、憲法第9条2項には「陸海空その他の戦力は、これを保持しない」と書かれている。

 これに対して、日本政府は主権国家として自衛権を有しており、2項の下でも、自衛隊は自衛のための必要最小限の実力だと解釈している。だが、自衛隊は違憲だと解釈する憲法学者が多数いる。自衛隊が合憲であると解釈する憲法学者は少数派だ。


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