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革新陣営のいう「那覇市、魅力度1位」はフェイクか?

 「那覇市を成長力・魅力度1位に押し上げました」―。22日投開票の那覇市長選で、革新候補陣営の選挙カーが告示前から現在に至るまで、こう吹聴している。ツイッターなどのソーシャルメディアやチラシでも「1位」を強調している。

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那覇市の「成長力・魅力度No1」を伝える革新陣営の新聞広告

 革新陣営に1位のソースを尋ねたところ、2017年野村総合研究所がまとめた「今後成長する潜在的な可能性がある都市」のランキングを引用したという。ところが、ランキングは規模の大きい全国100都市を抜粋したもので、そのうち那覇市は「9位」だ。「9位なのに」と問いただすと、「県内では1位です」と回答した。それもそのはずだ、県内では那覇市しかリストに含まれていないのだから1位になるのは当然で、むしろ、1位にしかならない。

 17日、同陣営の全面広告が沖縄地元2紙に掲載された。その中にも「成長力・魅力度No.1」とやっている。だが今回は「(県内)11市で」と但し書きも加えた。それはいい。しかし、問題は最新のデータに基づいていないことだ。

 株式会社ブランド総合研究所が行った今年度の魅力度ランキングは、石垣市が全国13位で県内ではトップ、那覇市は26位に後退した。このランキングが発表されたのは15日だから、広告の内容の差し替えは可能だったはずだ。

 那覇市長選ではむしろ、なぜ魅力度が下がったのかを検証した上で、政策論争を期待したい。これについて保守系候補の選対幹部は、「沖縄の新聞が知事選でフェイクニュース検証をやってきたのだから、那覇市長選でも(検証を)やらないとおかしい。間違いを認めて訂正すべきだ」と訴えた。

(那覇・豊田 剛)

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