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立民沖縄は「オール沖縄」の完コピ?ナゾの有田芳生会長

 立憲民主党(枝野幸男代表)は29日午後、那覇市のホテルで記者会見し、同党県連の設立を発表した。冒頭、読み上げられた結成宣言文は翁長雄志知事率いる「オール沖縄」の主張そのものだった。

枝野幸男氏(右)と有田芳生氏

記者会見した枝野幸男氏(右)と有田芳生氏=29日午後、沖縄県那覇市のホテル

 宣言文のタイトルは「自己決定権と人権を魂(まぶい=沖縄方言)とする豊かな沖縄を」。本文では「琉球処分や日本で唯一の地上戦を経験し、戦後占領下から日本本土復帰後も長く続くウチナーンチュ(沖縄県民)の苦難の歴史の解決を」とある。

 また、沖縄の平和を愛する精神としてよく使われる「命(ぬち)どぅ宝」、翁長氏の4年前の選挙スローガン「イデオロギーよりアイデンティティ」という言葉を引用した上で、「普天間基地の閉鎖」や「“辺野古新基地”建設の見直し」を日米両政府に求めていくとした。

 日本政府と対立し、沖縄独立論にも与するような宣言文は、「オール沖縄」の政策そのもので、目新しさは一切ない。

 初代県連会長に就任したのは有田芳生参院議員だ。記者会見で「なぜ沖縄県民でない有田氏が会長なのか」と突っ込まれると、「本来ならば地元の国会議員か県議がいればよかった」と前置きした上で、「私は50年近く沖縄に関心を持ち、朝日ジャーナルで沖縄ルポを書き、辺野古・高江の現場に足を運んできた」と強調した。

 沖縄に関心を持ち続けているはずの有田氏は、会見の1時間後、大失態を犯してしまう。有田氏はその後、那覇市内で開かれた玉城デニー氏の知事選出馬発表に出席し、現場でツイートした。その際に、玉城氏の名前「玉木」と書き込んでしまった。しかも、2度もだ。これには、ネット民から「関心のないことの現れ」と厳しい意見が噴出した。

 また、有田氏は17日、ジュネーブで開かれた国連人種差別撤廃委員会の対日審査会合を傍聴している。米軍基地負担を念頭に「沖縄県民が差別されている」と主張する沖縄選出の糸数慶子参院議員と同行した。この場で、大あくびをする姿が映像に映し出された。

(那覇・豊田 剛)

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