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政府・与党と革新の全面対決ー石垣市長選あす投票

老朽化した石垣市庁舎の建て替えも争点の一つ

老朽化した石垣市庁舎の建て替えも争点の一つ

 任期満了に伴う沖縄県石垣市長選が11日に投開票を迎える。前市議の宮良操氏(61)=共産、民進、社民、沖縄社会大衆、自由推薦=、現職の中山義隆氏(50)=自民、公明、維新推薦=、前自民県議の砂川利勝氏(54)は声を振り絞りながら支援を訴えている。

 防衛省が進める石垣島への陸上自衛隊の配備計画が主な争点の一つ。選挙結果は配備計画に影響を与える可能性があるだけに、「政府・与党」対「革新陣営」の全面対決の様相を呈している。

 3選を目指す現職の中山氏は2016年に計画を一度は容認したが、今は保留している。選挙戦では国防は「国の専権事項」という立場で事実上容認というスタンスを取る。中山氏には連日、告示前から延べ60人以上の自民党国会議員が石垣入りして激励に訪れ、総力戦を展開。選挙戦を優位に進めている。

 新人の元県議、砂川利勝氏は自衛隊配備先の地区が反対していることを理由に、現計画の「白紙撤回」を主張。「新たな候補地で住民投票の実施」を公約に掲げる。自民党県議だった砂川氏はが中山氏に反発して出馬したため党を除名された。保守層と革新層の切り崩しを図るが広がりは限定的だ。

 新人の元市議、宮良操氏は、「島のどこにも基地をつくらせない」と配備に反対。革新系国会議員や翁長知事が応援に入っている。名護市長選で3期目をめざした革新系候補が若年層の支持を得られなかった反省から、若者を意識したビジュアルやSNSを駆使した選挙戦を展開している。

 無党派層が自衛隊配備についてどう判断するか、結果は11日の夜遅くに判明する。
(石垣市・豊田 剛)

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