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安倍改憲案の致命的欠陥

小山 常実

可決は正式の属国化宣言 自衛戦力と交戦権を肯定せよ

大月短期大学名誉教授 小山 常実

 昨年10月、『自衛戦力と交戦権を肯定せよ』(自由社)を出版した。この本は、交戦権(臨検・拿捕の権利、敵領域で戦う権利、占領行政の権利、海上封鎖の権利その他)の否認がいかに恐ろしい結果を招くのかについて記した本である。仮に自衛隊が軍隊として扱われたとしても、交戦権を否定されたままではミニ国家にも勝てないこと、そして中小国家にさえも敗北することを説いた本である。だからこそ、交戦権を否定された日本は、米国に保護される属国中の属国として生き続けてきたのである。

 ここで今、安倍改憲案が国民投票で通過すれば、正式に交戦権が否認され、正式の属国化宣言となるものである。仮に、米国が東アジアから手を引いていき中国の属国となった場合には、日本は、ウイグルや内蒙古などと同じ運命をたどり、国家として消滅していく可能性が出てくるであろう。


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