ワシントン・タイムズ・ジャパン

名護市長選敗北を受けて翁長知事が早くも予防線?

 辺野古移設反対に執着する翁長雄志知事の口から出てくるものは、安倍政権批判ばかり。政府批判ばかりで、名護市のビジョンをほとんど語らなかった稲嶺進氏の援護射撃にはなり得なかった。

翁長雄志氏

打ち上げ式で演説した翁長雄志氏=3日午後、沖縄県名護市

 名護市長選戦最終日の3日夕方、大型店舗が並ぶ国道58号線の交差点で革新系の稲嶺進候補の打ち上げ演説会で、翁長雄志知事は開口一番、自民党筆頭副幹事長の小泉進次郎氏が名護市に入るのを念頭に、小泉純一郎元首相の批判をした。

 「沖縄国際大学にヘリコプターが墜落した当時の小泉総理は休暇中でも稲嶺知事(当時)に会ってくれなかった。何でも自民党の言うことを聞けというのか」

 「本土が嫌なら沖縄が受け入れろというのか。このまま“新辺野古基地”を置いたらどうなる。名護・北部が経済発展するはずがない」

 選挙期間中、ほとんど公務を入れずに連日、名護市に入って演説をした。それで、応援する候補が負けたのだから面目が丸つぶれだ。

 翁長氏は3日の打ち上げ式後、記者団に意味深な発言をしている。

 「名護市長選の結果にかかわらず、名護市辺野古の“新基地”建設に反対する姿勢に変わりはない」

 自民党沖縄県連の幹部は、「もしかしたら翁長知事は負け覚悟で予防線を張っていたのではないか」と分析した。辺野古移設をめぐる係争中の裁判で敗訴する可能性は高い。翁長氏が日ごろ口にする「民意」を失い、11月知事選の不出馬に現実味が帯びてきた。

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