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「大勝」という認識でよいのか

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権力濫用の「7条解散」 実現には程遠い「国難」回避

政治ジャーナリスト 細川 珠生

 第4次安倍内閣が発足した。トランプ米大統領の初来日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)などの外交日程をこなし、安倍総理にとって、目下、最大の懸案事項は、北朝鮮情勢である。同盟国のアメリカとはもちろんのこと、韓国や中国、ロシアなどの周辺国、さらにアジア諸国や広く国際社会と協調し、支持を得るには、自ら北朝鮮情勢を「国難突破」と位置付けた今回の選挙で大勝することが必要だった。敵失という事実があったとはいえ、安倍総理にとっては、政権の継続に自信を持つ結果となっただろう。国際的な緊張が高まる中で、強固な支持が必要であることを考えると、今、政権交代を望む声が国民の中にどれだけあったのかという疑問はいまだ残る。それでも選挙に打って出た安倍総理の判断が正しかったのかは、「大勝」という結果が出ていても、まだ分からないと私自身は考えている。


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