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日本がタイに快勝、鮮やかさと数々のミス

サッカーW杯予選で、4-0でタイを下す

日本がタイに快勝、鮮やかさと数々のミス

サッカーW杯アジア最終予選で4-0でタイを下した日本代表=28日、埼玉スタジアム

日本がタイに快勝、鮮やかさと数々のミス

タイ戦の後半、ゴールを決める久保(右)=28日、埼玉スタジアム

 久保の右クロスを冷静に決めた香川の先制点。再び久保のクロスに頭で飛び込んだ岡崎の2点目に、久保の強烈ミドルの3点目。日本が決めた得点が鮮やかだった分、逆にピッチで繰り広げられた数々のミスも浮かび上がった。

 ハリルホジッチ監督は「集中力やハードワークを欠いた」。ホームで主導権を握る戦いに難しさを抱えていた日本が、前半19分までに2点を先取。有利に進むはずだった。ところが、相手の勢いに押されるように単純なパスミスを頻発し、攻守に連動した動きも乏しかった。

 一つには、いくら引き締めようとしても、敵地UAEでの大一番の快勝後で、気の緩みがあったのだろう。負傷者続出で、短期間で中盤がまたも再構築を求められたこともある。山口と組むボランチは酒井高が指名されたが、攻守の歯車になり切れなかった。「選手が違うからといって言い訳にすると、それで終わってしまう」と吉田は言う。

 GK川島の神懸かり的なセーブや、相手の決定力のなさに救われた感もあるが、W杯に前進したのはチームが良い流れに乗っている証拠でもある。「4-0で勝っているのに、ネガティブな発言をする監督は珍しいと思う。選手のことは評価してあげたい」と指揮官。最後の正念場に向かう前に、チームを引き締め直す良薬になったかもしれない。

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