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日本科学未来館で大隅良典さんの研究を紹介

パネルやトークショーで、歴代ノーベル賞受賞者のメッセージも

日本科学未来館で大隅良典さんの研究を紹介

ノーベル医学生理学賞に選ばれた大隅良典さんの研究をトークショーで解説する日本科学未来館の石田茉利奈さん(中央奥)=5日午前、東京都江東区

 今年のノーベル医学生理学賞に大隅良典東京工業大栄誉教授(71)が選ばれたことを受け、日本科学未来館(東京都江東区)は5日、大隅さんの研究内容を紹介する特設パネルを設置した。専門の職員が解説するトークショーも行われ、多くの人が訪れた。

 パネルは歴代のノーベル賞受賞者らのメッセージとともに設置。大隅さんの写真や授賞理由となった細胞のオートファジー(自食作用)の研究内容などを載せた。

 熱心にパネルを見ていた岡山市の高校2年東愛弓さん(17)は修学旅行で同館に立ち寄った。「医療関係に進みたいと思っており、今回の受賞はとても興味がある。何歳になっても研究を続けるのはすごい」とうれしそうに話した。

 ニュースを見て夫や息子と一緒に訪れた川崎市の主婦田辺教子さん(48)は「日本人の3年連続受賞に驚いた。これからも快挙が続いてくれれば」と興奮した様子だった。

 スタジオでは同館で「科学コミュニケーター」を務める職員がトークショーを開き、スクリーンを使って大隅さんの研究を分かりやすく解説。約20人が熱心に耳を傾け、時折笑い声も上がった。

 ショーを行った石田茉利奈さん(26)は「基礎研究にスポットライトが当たったことにロマンを感じる。オートファジーは生命の根幹に関わり、いろいろな病気の原因解明に役立つかもしれない」と期待を込めた。

 同館ではノーベル賞に関するイベントを今月末まで開催する予定。

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