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リオの思いを次の舞台へ、健闘たたえ再会誓う

降りしきる雨の中、踊りと音楽に包まれ五輪の閉会式

リオの思いを次の舞台へ、健闘たたえ再会誓う

リオデジャネイロ五輪の閉会式で披露されたアトラクション=21日、リオデジャネイロ(時事)

リオの思いを次の舞台へ、健闘たたえ再会誓う

リオデジャネイロ五輪の閉会式で入場行進する日本選手団=21日、リオデジャネイロ(AFP=時事)

リオの思いを次の舞台へ、健闘たたえ再会誓う

リオデジャネイロ五輪の閉会式で行われた、2020年東京五輪を紹介するアトラクション=21日、リオデジャネイロ(AFP=時事)

 17日間の戦いを締めくくるセレモニーは、4年後に迫った新たな舞台の幕開きでもある。リオデジャネイロ五輪の閉会式。国を背負って全力を尽くした選手たちは、誇らしく、満足げな笑顔で堂々と手を振り、互いの健闘をたたえ合った。音楽と踊りに包まれた会場。五輪旗とともに、平和や友愛、フェアプレーといった人々の思いは東京へと引き継がれた。

 午後8時、降りしきる雨の中、閉会式が始まった。彩り鮮やかな衣装をまとったダンサーが、グラウンドにコルコバードの丘に立つキリスト像などリオの名所をマスゲームで再現した。少年たちが国歌を斉唱し、グラウンドに巨大なブラジル国旗が描かれると、場内は大歓声に包まれた。

 ブラジル音楽が奏でられる中、ギリシャとブラジルを先頭に205カ国・地域の旗手が入場。日本は開会式に続いて陸上男子十種競技の右代啓祐選手(30)が黄色いレインコート姿で日の丸を掲げた。

 各国の旗が並ぶ中、肩車をして手を振ったり、何度も飛び跳ねたり、試合を終えた満足感と誇りを胸に、感情を爆発させる選手たち。その最後に日本選手が並んで入場した。史上最多となる41個のメダルを獲得した日本選手団。ブラジルと日本の小旗を打ち振り、周りの拍手に応えた。

 午後10時前、五輪旗が国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長から、小池百合子東京都知事に渡された。着物姿の小池知事は2、3度五輪旗を大きく振り、手を振って歓声に応えた。

 そこから始まった東京五輪のアピールタイム。冒頭、各国の言葉で書かれた「ありがとう」とともに、東日本大震災で被害を受けた岩手、宮城、福島3県と東京の27の学校の児童・生徒が参加した感謝の人文字映像が流された。アニメやゲームのキャラクター、ダンサーの舞で表現した東京の姿。「東京で会いましょう」の英文字で締めくくった後、アテネと北京の金メダリスト北島康介さんが赤いボールを掲げると一斉に花火が上がり、場内は大興奮に包まれた。

 ブラジル人画家の作品をイメージしたダンスと荘厳な音楽とともに聖火が消えた。締めくくりはブラジルを象徴するサンバ。華麗な衣装を身に着けたダンサーの情熱的な踊りとかき鳴らされるリズムで再現したカーニバルに、選手も、ボランティアも、数万人の観客も、みな手をたたいて体を揺すった。夜空に打ち上げられ続ける花火と会場を染めるカクテル光線で場内の盛り上がりは最高潮。最後は選手とダンサーが入り交じって輪となり、南米初の五輪が終わった。(リオデジャネイロ時事)

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