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新体操「決めた4本投げ」、猛練習で培った自信

5人が重ねてきた努力の証し、5位で決勝へ

新体操「決めた4本投げ」、猛練習で培った自信

新体操女子団体予選でクラブ・フープの演技をする日本チーム=20日、リオデジャネイロ(EPA=時事)

新体操「決めた4本投げ」、猛練習で培った自信

新体操女子団体予選でリボンの演技をする日本チーム=20日、リオデジャネイロ(時事)

 美しい放物線を描いたリボンが4本に分かれ、フロアの反対側で待つ4人の手に収まった。投げた杉本は「ブラジルは湿気があって練習では引っ掛かっていたけど、本番では絶対できると思った」。自信に揺らぎはみじんもなかった。

 日本しかやらない4本投げの大技が成功すると、観客は沸いた。勢いに乗り大きなミスなくリボンを終え、クラブ・フープも伸びやかに舞った。

 リボンの演技には当初ショパンの曲を使っていたが、ワールドカップの得点や他国の状況を見て6月上旬にラテン調のアップテンポな曲に変えた。それから2カ月余り。ブラジル・アラカジュでの事前合宿で、数え切れない回数の通し練習をしてハイペースで仕上げた。

 表情や姿勢などの細部を含めてミスが出れば最初から。4本投げはリボンが互いに引っ掛かり、何度もやり直しになった。杉本は「何十本、何百本やって自信につながった」と猛練習の日々を思い返す。この日の成功は5人が重ねてきた努力の証しだった。

 5位で予選通過。日本勢初のメダルは自力では難しい状況だが、この日のような演技をしなければ光は見えてこない。畠山は「ベストパフォーマンスをしっかり出して、最高の笑顔で終われたら」と決勝をにらむ。この五輪が閉幕する最終日に、確かな足跡を残したい。(時事)

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