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レスリング女子が底力見せる

登坂絵莉・伊調馨・土性沙羅がそろって金メダルを獲得

レスリング女子が底力見せる、他国もレベルアップ

レスリング女子で金メダルを獲得し、笑顔の(左から)土性沙羅、伊調馨、登坂絵莉=17日、リオデジャネイロ(時事)

レスリング女子が底力見せる、他国もレベルアップ

レスリング女子58キロ級決勝、コブロワゾロボワ(下)を攻める伊調馨=17日、リオデジャネイロ(時事)

レスリング女子が底力見せる、他国もレベルアップ

アゼルバイジャンのマリア・スタドニク(手前)を破り、喜ぶ登坂絵莉=17日、リオデジャネイロ(代表撮影・時事)

レスリング女子が底力見せる、他国もレベルアップ

レスリング女子69キロ級決勝で金メダルを獲得し喜ぶ土性沙羅(中央)=17日、リオデジャネイロ(時事)

 1日に3度も日の丸が揚がり、君が代が流れた。レスリングの日本女子は初日から48キロ級の登坂、58キロ級の伊調、69キロ級の土性がそろって金メダルを獲得。しかも決勝がいずれも劇的な逆転勝ちとあって、日本代表の栄チームリーダーは「最高の日。狙ってはいたが、本当に三つも取れるなんて…」と歓喜した。

 登坂はスタミナ切れで動きの落ちた相手を最後にとらえた。土性も残り30秒で得意のタックルに成功。伊調はタックルで踏み込んできた瞬間に相手の足を取り、バックを取って残り約3秒で逆転。3人とも確かな戦術眼と気迫が光った。

 なぜ土壇場で底力を出せたのか。至学館大で3人を育ててきた栄チームリーダーは説明する。「最後まで諦めるなといつも言ってきた。それに、常にきつい練習をこなしている。精神的な部分と体力的な部分が最後に出た」。2004年アテネ五輪で正式種目として採用される前から、栄チームリーダーは女子の強化と育成に力を注いできた。そのノウハウは洗練されている。

 伊調はここ数年、栄チームリーダーの直接指導を受けていないが、警視庁や自衛隊で男子選手とスパーリングを重ねてきた効果が出た。警視庁の田南部コーチは「男子選手でも音を上げるメニューをこつこつやっていた。スタミナは相当ついていると思う」と話した。

 しかし、一つ間違えれば3人とも負けていたほどの大接戦。伊調は「各国、どんどんレベルが上がってきている。これからもっと面白くなると思う」と評した。女子レスリングをリードしてきた日本。その貯金はまだあるが、4年後の東京五輪まで残っているかは分からない。(時事)

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