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1人乗り「搭乗型移動支援ロボット」、体験可能に

トヨタは公道、ホンダはデパートで

1人乗り「搭乗型移動支援ロボット」、体験可能に

日本橋三越本店に導入されたホンダの「UNI-CUB β(ユニカブ ベータ)」(ホンダ提供)

1人乗り「搭乗型移動支援ロボット」、体験可能に

お台場の公道で試乗できるトヨタ自動車の「ウィングレット」=4月23日、東京都江東区

 1人で乗って気軽に移動できる「搭乗型移動支援ロボット」を、一般の人でも試せる機会が国内で増えている。実用化では米国の立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」に先行を許したトヨタ自動車やホンダが、自社製品を体験してもらう場を相次いで設けている。

 トヨタの「ウィングレット」は、二つの車輪の間にある台の上に立ち、ハンドルを握りながら体を前後左右に傾けると動く。時速約6キロと歩く程度の速さだ。4月には、東京・お台場で、約1キロの公道を希望者が試乗できる実証実験を開始した。全幅が50センチ弱と人間の肩幅程度のため「通行人と擦れ違う際にも邪魔にならず、小回りが利く」(開発担当者)と、幅が60~80センチあるセグウェイに対抗する。

 ホンダは、人型ロボット「アシモ」のバランス制御技術を応用した「UNI-CUB β(ユニカブ ベータ)」を開発。一輪車のように座り、体を傾けると動く。屋内での利用を想定し、4月末から日本橋三越本店(東京都中央区)に導入。店内の利用者に体験してもらうサービスを始めた。

 トヨタ、ホンダとも1人乗りロボットの一般販売は行っていない。現在の法律では許可なく公道を走ることもできないが、将来の公道走行解禁を見越し、各地で実証実験を重ねる計画だ。

 メーカーからは「広い場所ではセグウェイ、人の多い場所ではウィングレット、室内ではユニカブなどのように使い分けられれば、市場全体が盛り上がる」と、多様な活用方法を提示することが市場拡大の鍵を握るとの見方が出ている。

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