ワシントン・タイムズ・ジャパン

7・8万年前の子供の遺骨、ケニアの洞窟で発見

ネイチャー誌に発表、現生人類の埋葬ではアフリカ最古

7・8万年前の子供の遺骨、ケニアの洞窟で発見

発掘調査中のケニアの洞窟遺跡。約7万8000年前に埋葬された現生人類(ホモ・サピエンス)の子供の遺骨が見つかった(国際研究チーム提供・時事)

7・8万年前の子供の遺骨、ケニアの洞窟で発見

約7万8000年前に埋葬された現生人類(ホモ・サピエンス)の子どもの想像図。ケニアの洞窟遺跡で遺骨が見つかった(国際研究チーム、フェルナンド・フエイヨ氏提供・時事)

 ケニア沿岸の洞窟遺跡で、約7万8000年前に埋葬されたとみられる2歳半から3歳の子供の遺骨が見つかったと、ドイツのマックスプランク研究所などの国際研究チームが6日付の英科学誌ネイチャーに発表した。アフリカでは現生人類(ホモ・サピエンス)が埋葬された最古の例になるという。

 この洞窟遺跡はモンバサ北方に位置し、現在の底面から約3メートル掘削した所に、遺骨が置かれた当時の浅い穴があった。頭骨と上半身の骨格の大半、大腿(だいたい)骨の一部が見つかり、腕を胸の前に置いて腰を曲げた状態で横たえられていた。

 中東の遺跡でも現生人類やネアンデルタール人が埋葬された可能性がある例が見つかっており、少なくとも12万年前までさかのぼる。当時の家族などの死を悼む行動を解明する手掛かりになると期待される。

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