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飛び込みの玉井陸斗14歳、土壇場で気合の1本

予選を突破して五輪代表に、 「ノースプラッシュ」 で決める

飛び込みの玉井陸斗14歳、土壇場で気合の1本

男子高飛び込み準決勝、4本目の演技をする玉井陸斗=3日、東京アクアティクスセンター(時事)

 演技中に感情を表に出さない玉井も、内心は不安だった。男子高飛び込みで予選を突破して五輪切符を手繰り寄せ「だいぶ焦りました」とはにかんだ。

 後ろ向きに飛ぶ苦手の2本目で大きな水しぶきを上げ、3本目も入水が乱れて得点を伸ばせない。続く2本を何とかまとめ、1本を残して準決勝進出にぎりぎり及ばない19位。最終6本目は高難度の「後ろ宙返り2回半2回半ひねりえび型」をしぶきを上げない「ノースプラッシュ」で成功。「絶対に決めてやる」と気合を入れて91・80点の高得点をたたき出し、笑顔を見せた。

 2019年4月に12歳で日本室内選手権を制して一気に注目を集めた。国際大会の出場経験はあるが、トップ選手が集う舞台は初めて。19年世界選手権などの五輪予選は年齢制限のために出られず、今回が最初で最後のチャンスだった。予選は「脚の感覚がないぐらい」と言うほど緊張していたが、勝負どころで結果を出し能力の高さを証明した。

 準決勝は伸び伸び演技して代表に正式決定。「もっと自分のレベルを上げないと」。15歳になる前に迎える五輪では、日本飛び込み界初のメダル獲得を狙う。

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