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小中学生のタブレット、破損で保護者が負担も

GIGAスクール構想が進むなか全国調査、対応が分かれる

小中学生のタブレット、破損で保護者が負担も

タブレット端末を使った小学校の授業=2017年1月、東京都小金井市(時事)

 全国の小中学校に通う児童生徒にタブレットなどの情報端末を1人1台配備する文部科学省の「GIGAスクール構想」で、端末を破損した際の修理代負担が自治体ごとに異なり、保護者が負担するケースもあることが3日、時事通信社が実施したアンケート調査で分かった。

 調査は4月下旬、全国47の都道府県庁所在市(東京は新宿区)の教育委員会を対象に実施し、全て回答を得た。

 その結果、端末を持ち帰った際の学校外での過失による破損の場合、22自治体が「保護者の負担はない」と答えたが、15自治体は「保護者が負担する場合がある」と回答。さいたま市は「原則保護者が負担する」とした。同市の担当者は「保険会社の判断で補償が出ない場合は仕方がない」と話す。

 一方、学外で故意に破損した場合は19自治体が「保護者負担」、14自治体が「保護者負担の場合あり」とした。青森、岐阜、大津、佐賀の4市は故意でも「負担なし」だった。「負担なし」の理由について、佐賀市の担当者は「子供が使うものなので、雨にぬれたり落としたりさまざまな可能性がある。気兼ねなくタブレット端末を使ってもらいたい」と説明した。

 調査結果では、故意は「保護者負担」、過失は「保護者負担の場合あり」とする組み合わせが多かった。このうち京都市の担当者は「学外での故意の破損は親に監督責任があるので負担してほしい。過失は原則自治体だが、お風呂に水没させるなど重大な過失は社会通念上も保護者に負担してもらいたい」と話した。

 学校内の破損については、多くが「自治体や保険会社の負担」と答えたが、「内容によっては保護者に弁済を求めることがある」(横浜市)などの回答もあった。

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